アウディは2021年も新車ラッシュ! 今後日本にやってくる注目のニューモデルとは

フルモデルチェンジで4代目となった「A3スポーツバック」も2021年に登場

 2021年に日本にやってくるアウディ新型モデルは、ピュアEV「e-tron」シリーズだけではない。注目の人気モデルも数多く登場する。

●A3スポーツバック/A3セダン/S3

 日本でも人気の高いプレミアムCセグメントハッチバック「A3スポーツバック」も2021年前半に登場する。

フルモデルチェンジを果たした新型「A3スポーツバック」。2021年前半に日本上陸の見込みだ
フルモデルチェンジを果たした新型「A3スポーツバック」。2021年前半に日本上陸の見込みだ

 4代目となる新型A3スポーツバックは、先代モデルと比較して全長と全幅がそれぞれ約30mm拡大され、全長4340mm×全幅1820mm×全高1430mmとなる。ホイールベースは2640mmで、全高およびホイールベースは先代と変更はない。荷室容量は380リッターから1200リッターを確保するという。

 A3スポーツバックのスポーティバージョン「S3」も登場予定。先代S3よりも最高出力で20ps、最大トルクで20Nmそれぞれアップした310ps・400Nmを発生する2.0TFSIエンジンを搭載。7速Sトロニックと組み合わせ、クワトロ(4WD)で0-100km/h加速は4.8秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを誇る。

 またフルモデルチェンジを果たし2代目に進化した「A3セダン」も2021年中に日本に上陸する予定だ。

 新型A3セダンは全長4495mm×全幅1816mm×全高1425mmと、先代に比べて全長は40mm長く、全幅は20mm広く、全高は10mm高くなっている。ホイールベースは2636mmと共通だ。トランクスペースはVDA式で425リッターと、先代モデルと同じスペックとなる。

●Q5/Q5 Sportback

 プレミアムミドルサイズSUV「Q5」の改良新型モデルは2021年後半に登場予定だ。

 大きく変更されたのはエクステリア。八角形のシングルフレームグリルは、よりフラットで幅広い形状に変更され、高さを増したサイドインテークには台形をモチーフとしたデザインが採用されている。またLEDヘッドランプ上部には新しいライトシグネチャーを備えたデイタイムランニングライトが組み込まれている。

 またニューモデルとして「Q5スポーツバック」が登場する。

アウディのニューモデル「Q5スポーツバック」
アウディのニューモデル「Q5スポーツバック」

 このモデルはアウディにとって「Q3スポーツバック」「e-tronスポーツバック」に続き3車種目のクーペSUVで、スリーサイズは、全長4689mm×全幅1893mm×全高1660mm、ホイールベースは2819mmとなる。兄弟車である「Q5」よりも全長は7mm長くなっているが、全高と全幅、ホイールベースは変わらない。Cd値は0.30だ。

●Q2

 コンパクトSUVの改良新型「Q2」は2021年後半に日本にやってくる予定だ。

アウディ改良新型「Q2」
アウディ改良新型「Q2」

 アウディQ2は2016年に登場したコンパクトSUVで、世界中で大きな成功を収めている。エクステリアでは、フロントとショルダーラインの特徴となっている多角形のモチーフをリアエンドにも適用した。バンパーには大きな五角形が組み込まれたディフューザーインサートが一体化されている。

 改良新型Q2には、上位モデルと同等のドライバーアシストシステムも搭載する。標準装備されるアウディプレセンスフロントシステムは、レーダーを使用して車両前方を監視し、事故を回避したり、事故の程度を軽減したりするもの。車線逸脱警報も標準装備している。

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