高級スポーツセダン登場!? トヨタ新型「ミライ」にカスタム仕様を設定する理由とは
トヨタの燃料電池車「ミライ」をベースにしたモデリスタ仕様が特設サイト上で2021年1月15日に公開されました。どのような特徴があるのでしょうか。
超絶ラグジュアリーな新型ミライのモデリスタ仕様をお披露目!
トヨタが2020年12月9日に発売した燃料電池車(FCV)の新型「ミライ」。2代目となる新型ミライでは、先代よりもスポーティなスタイルに変貌を遂げています。
なかでも、トヨタの純正カスタマイズブランドとなるモデリスタでは、新型ミライをさらにスポーティかつラグジュアリーに仕上げるカスタマイズパーツが登場してますが、どのような特徴があるのでしょうか。
モデリスタが展開する新型ミライ用のカスタマイズパーツは、FCV向けとして初めての設定となります。
エアロパーツは、モデリスタならではのデザインである流麗かつラグジュアリーなスタイリングを表現。
また、新型ミライが持つ環境・先進技術の性能を損なわないよう、CFD(数値流体力学)解析による基礎空力検討により、エアロパーツ形状の最適化することで、デザイン性と機能性の両立を実現しています。
フロント/サイド/リアに装着されるエアロパーツについて、モデリスタの担当者は、次のように話します。
「新型ミライは、プレスラインがゴツゴツしたデザインではないので、そのスタイルに合うようにデザインしつつ、『代わり映え感』を強調する工夫をしています。
その方法は、純正と同じようなメッキ加飾に加えて、センター部分にボディカラーと同色の部分を配置して、視覚的に重心を下げることで、フロントのワイド感を強調しています。
サイドスカートは、フロントからリアに向かって収束していくメッキ加飾に対して、ブラックアウト表現によって、伸びやかなサイドスタイリングを実現しており、FRっぽさを表現したデザインになっています。
リアにはフロント、サイド、リアへと、煌びやかなメッキ加飾の輝きが後方へと走り抜けていくイメージです。
『リヤバンパーガーニッシュ』を装着することで、視覚的な重心を下げる効果があります」
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これらのエアロパーツに加え、「ミラーガーニッシュ」と「ドアハンドルガーニッシュ」というメッキ加飾が上質でスポーティなスタイリングを演出しています。
なお、環境性能に重点をおいたFCVにおいて、エアロパーツを設定する理由について、前出の担当者は次のように説明しています。
「なぜミライにエアロパーツを設定するかというと、かつて『プリウス』でもカスタマイズの需要は高かったこともあり、ミライでもカスタマイズしたいという人と考えたことが要因です。
現在では、FCVの購入ハードルは高いと思いますが、EVを含めた電動車が主流となった時代でも『格好良くしたい』という需要はあると思います。
また、新型ミライではベースのスタイリング自体がスポーティだったこともあり、今回は設定しました」
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なお、今回お披露目された新型ミライのモデリスタ仕様は、オートサロンで展示するためにラッピングされたカラーリングだといい、純正ボディカラーとは異なります。
しかし、このマッドブルーのラッピングとエアロパーツにより、ベースとなる新型ミライよりも上質な世界観を演出していました。
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