軽トラキャンプがアツい!? ダイハツがハイゼットのキャンパー仕様をお披露目!
ダイハツは、「ハイゼットトラック」をベースとしたキャンプ仕様のコンセプトカーを「バーチャルオートサロン2021」に出展します。「ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.」とは、どんなモデルなのでしょうか。
車高を上げて、キャンプ場やラフロードも走れる
初代モデルが登場してから60年となるダイハツ「ハイゼット トラック」のカスタムカーが登場しました。
「ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.」というコンセプトカーは、どのような特徴があるのでしょうか。

ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.は、トラックの荷台にテントを張り、キャンプができる軽トラの提案となります。
2代目ハイゼットをモチーフとし、丸目のLEDヘッドライトや光るダイハツマークを装備した近未来のフェイスを採用。
クリーム色とミントグリーンの2トーンカラーやオフホワイトのディッシュホイールなども、レトロな雰囲気を強調しています。
内装は、真っ赤なシートが印象的。ホワイトのステアリングカバーやシフトノブ、ミントグリーンをあしらったインパネとすることで、ポップなイメージとしました。
オーディオは、通常は2DINのなかに収まっていますが、取り外すことが可能。モバイルバッテリーや、Bluetooth接続でスピーカーとして音楽を聴くことができるといいます。
ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.の最大の特徴は、荷台部分です。フローリング材を敷き詰め、テントを設置。
このテントは、初代「ミゼット」の幌メーカーに依頼して制作したといいます。
テントは手でねじを回して組み立てているので簡単にばらせるようになっており、普通の乗用車のトランクに収まるくらいの、コンパクトに収納することが可能です。
ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.について、ダイハツの第一デザイン室・米山氏は「キャンプに行くのに、軽トラそのままというより、近未来フェイスにすることによって特別感を出した方が積極的に乗ってもらえると考えました」と説明。
最近は軽トラを改造したキャンピングカーも登場しており、取り回しが良く、車両価格や維持費も安いことから、人気が高まっています。
2人乗りなので多人数での移動はできませんが、2人であれば荷台も広々と使うことが可能。
また、ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.は車高を上げて、オフロードタイヤを装着することから、キャンプ場やラフロードでも走行することができるといいます。
遊び心と機能性、走破性を兼ね備えた、最強の軽トラキャンピングカーだといえそうです。
※ ※ ※
ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.は、2021年1月15日より開催される「バーチャルオートサロン2021」に出展されます。
ダイハツは、ほかにも「タフト」や「コペン」などの個性的なコンセプトカーを出展しており、特設サイト上で見ることが可能です。
Writer: くるまのニュース編集部
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