免許更新がオンライン化? スマホで受講可能に! IT化進む運転免許事情とは

警察庁は、2021年度から4道府県(北海道、千葉県、京都府、山口県)にて、運転免許更新時の「優良運転者講習」に限ってオンライン化を施行する方針だといいます。また、最近では運転免許取得時の講習もオンライン化が進められており、昨今の運転免許事情はIT化が進んでいます。

免許更新のオンライン講習が試験導入決定!オンライン化の仕組みとは

 2021年1月現在、新型コロナウイルスの第3波が猛威を振るっています。そんななか、運転免許の更新時に欠かせない講習のオンライン化が試験的に開始されます。
 
 従来は運転免許センターや警察署などに出向いて講習をおこなっていましたが、オンライン講習となることで、どのような変化があるのでしょうか。

運転免許更新時の受講時に配布される教本。このような教材も今後オンライン化されるかもしれない。
運転免許更新時の受講時に配布される教本。このような教材も今後オンライン化されるかもしれない。

 2020年12月15日に閣議決定された2020年度第3次補正予算案では、警察庁は免許更新時の「優良運転者講習オンライン化」関連経費を含めたデジタル化推進費を盛り込んでいます。

 運転免許の更新時にオンライン講習ができるようになるのは、過去5年間に無事故・無違反だった通称「ゴールド免許」を持つ優良運転者です。

 2021年度から全国に先駆けて北海道、千葉県、京都府、山口県の4道府県で施行される予定で、その後2024年末までに全国で運用を開始する予定だといいます。

 また、オンライン講習を受講できるのは個人番号カード(マイナンバーカード)の所有者に限定されており、個人認証機能を使ってオンライン講習を受ける流れとなっています。

 通常の免許更新の講習では、警察署や運転免許試験場でおよそ30分の映像を見る講習がおこなわれていますが、オンライン化になった場合、対象者が希望すればスマートフォンの専用のアプリを通じて自宅で24時間365日いつでも受講が可能となります。

 オンライン化といっても、写真撮影や視力などの適性検査や手続きのために、一度警察署または運転免許センターに出向く必要があります。

 オンラインでの受講後、従来通り視力検査と写真撮影を更新センターや警察署でおこない、その際にスマートフォンで表示されるオンライン講習の完了画面を提示します。

 現在は、新型コロナウイルスの影響で、免許更新手続きの人数を制限している状態ですが、講習後に一斉に免許証を受け取る必要がなくなることで、今よりも待ち時間の短縮や混雑が緩和されるそうです。

 免許更新のオンライン化が実現することで、新型コロナウイルス感染のリスクを軽減できるだけでなく、免許受け取りのための時間短縮や免許センター側の人件費削減など多くの効果が期待できるといえます。

 免許更新のオンライン化導入について、首都圏の運転免許センターの担当者は以下のように話します。

「免許更新の際、希望者が同じ場所に多く集まることがあるため、新型コロナウイルス感染の対策も含めて、今回のオンライン化の導入をいち早く進めています。

 現在、受講者の本人確認を手動でおこなっていますが、オンライン化が導入されることで人と人が対面になる時間が短くなり、感染対策に加えて、よりスムーズに講習を進められる点は非常にメリットがあると感じています。

 あくまで試験的であるため、問題点などは今後明らかになっていくと思いますが、オンライン化の導入を早めに進められると良いなと思っています」

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