まるでゲームのダンジョン!? 交差点のあるトンネルの正体とは
こひつじas防人%食用に適さない@as_sakimoriさんがツイッターに投稿した、交差点のあるトンネルが話題となっています。いったいどのようなトンネルなのでしょうか。
分岐ではなく交差点?
普段から首都高などを利用している人なら、トンネル内にある分岐は見慣れた光景だと思います。しかし、今回話題となっているのは分岐ではなく、交差点。
こひつじas防人%食用に適さない@as_sakimoriさんがツイッターに投稿した、「交差点のあるトンネル」が注目を集めています。いったいどんなトンネルなのでしょうか。
投稿されたのは、国道152号線上の静岡県浜松市天竜区付近にあるトンネルの写真です。
入口の写真は、一見何の変哲もないトンネルですが、入ってすぐに二股に分かれており、序盤からTVゲームに出てくるダンジョンのような、冒険感満載の雰囲気を醸し出しています。
しかも、分岐といっても、首都高のような緩やかなものではなく、知らずに入ると曲がり損ねる危険性があるレベルの急な角度です。
そして、さらになかに入っていくと、合流用の停止線がある交差点が出現。こちらも、うっかりしていると通り過ぎてしまうほど突然、出てくるので、通行する際は要注意ポイントとなっています。
こちらは、「西川隧道」と呼ばれるトンネルで、交差点による分岐で152号線を外れると、秋葉ダムの上を通って対岸へ渡る道に出るようです。
また、こういった交差点があるトンネルとしては長野県の入山隧道など、他にもいくつかありますが、分岐した先はダムや関連施設につながっていることがほとんど。ダムの建設に関連した道であることが考えられます。
●ダムに関連した交差点のあるトンネルの例
・駒ヶ滝トンネル(国道140号線):二瀬ダム
・明神トンネル(新潟県道50号線):奥只見ダム
・東二口第一隧道(国道157号線):手取川ダム
・入山隧道(国道158号線):奈川渡ダム
さらに、交差点があるトンネルは老朽化や安全性の問題で次々に閉鎖されているので、この西川隧道も閉鎖されることが懸念されますが、浜松市は同トンネル照明のLED化を計画しており、2021年2月10日目処で工事を進めることが発表されているので、まだまだ現役で利用できそうです。
ここ、是非、行ってみたい♬www
駒ヶ滝トンネルは付け替え道路の完成をもって、2013年8月1日で閉鎖されています。