マジで「ぜひ市販化して!」 激アツ過ぎるコンセプトモデル3選
幻の「S16型シルビア」 あれは…後継モデルだったのか?
●日産「IDx/IDx NISMO」
日産が「東京モーターショー2013」にてお披露目したのが、「IDx/IDx NISMO」です。
なかでも、IDx NISMOは、生産終了していた「シルビア(S15型)」の後継モデルになるのではないかと噂されていたこともあり大きな注目を集めました。
IDx/IDx NISMOは、2ドアクーペスタイルや直列4気筒でフロントに搭載しリアを駆動するFRを採用するなど、デザインやパッケージがかつて「ゴーイチマル」の愛称で呼ばれていた3代目「ブルーバード」に似ていたこともあり、シルビアの後継モデルとして市販化が熱望されたのです。
バリエーションはスタンダードモデルIDxと、スポーティなIDx NISMOを設定。
IDx NISMOはクラシカルなオーバーフェンダーが装着され、外装のカラーリングもアメリカのレースで活躍したダットサン「510」のワークスカーをモチーフにしています。
内装はハイテクな装備とクラシカルなデザインが融合した、いわゆる「ネオクラシック」なイメージを採用。
なお、ローマ数字で510を表すと「DX」となることから、IDxは510ブルーバードをオマージュしていたようです。
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今回、紹介した3台は数多く存在するコンセプトモデルにおいて、外観デザインだけでなく、細かな部分までこだわって開発されていたこともあり、市販化が進んでもおかしくありませんでした。
しかし、昨今では新型コロナ禍前からグローバル戦略として「選択と集中」により、本格スポーツモデルの数は少なくなっていました。
マツダは「ロードスター」、トヨタは86と「スープラ」、「GRヤリス」、日産は「GT-R」と「フェアレディZ」と、これらを継続してラインナップするだけでも有り難いものなのかもしれません。
此のデザインを見るとフェラーリもランボルギーニもデザインがパターン化されて駄作感じるのは自分だけかな。