トヨタ「ノア3兄弟」は2021年に一新? 廃止危機の「エスクァイア」は中古車も魅力的
トヨタのミドルサイズミニバンの「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」はプラットフォームなど共通部分が多い3兄弟ですが、2021年に噂されるフルモデルチェンジにより、エスクァイアが廃止されるのではないかといわれています。そんなエスクァイアの中古車には魅力的な個体が多いようです。
ノア、ヴォクシーに続く第3のモデル、エスクァイアは高級感を追求
トヨタ「エスクァイア」は、広い室内空間と高級感を持ち合わせた「ノア」「ヴォクシー」に続く5ナンバーミニバンとして2014年10月に登場しました。
初代登場から7年目に突入していることもあり、中古車市場での流通量も豊富なので、「上質なミニバンが欲しい」という人には狙い目のモデルといえます。
しかしエスクァイアは、2021年に噂される「ノア3兄弟」のフルモデルチェンジにより廃止されるのではないかといわれています。
エスクァイアは、5ナンバーサイズながら広い室内空間、高い実用性はそのままに、内外装をより上質に仕立てたことで高級感がプラスされ、登場当時には「新上級コンパクトキャブワゴン」というコンセプトで、ファミリー層のユーザーを中心に支持を得ました。
日本自動車販売協会連合会が発表した登録車販売台数ランキングによると、エスクァイアは2020年上半期(1月から6月)に1万6095台を販売しています。
ボディサイズは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mmとなっており、5ナンバーサイズに収まっているため、街中や駐車場での取り回しもしやすいといえます。
エクステリアは、高級ミニバン「アルファード」を思わせる縦基調の大型フロントグリルが特徴です。
そのほかにも、ドアハンドルやバックドアなどにもメッキ加工が施され、より華やかな印象を受けます。
また、キャプテンシート仕様の2列目シートは、3列目を跳ね上げて格納すれば810mmものロングスライドが可能。
インテリアは、黒を基調にまとめられており、合成皮革仕様のシートやメタル調の加飾が増え、シンプルながらも高級感が感じられる上質なデザインとなっています。
パワートレインは、2リッターのガソリン車と1.8リッター+モーターのハイブリッド車の2種類となっており、4WD仕様はガソリン車のみに設定されています。
燃費はWLTCモードで、ガソリン車が12.6km/Lから13.6km/L、ハイブリッド車が19.8km/Lです。
安全面では、安全機能パッケージの「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。単眼カメラとレーザーレーダーを併用しており、車両や歩行者を検知し、衝突回避をサポートする「プリクラッシュセーフティ」や、アクセルの踏み間違いなどで起こる衝突を緩和し被害の軽減をサポートする「インテリジェントクリアランスソナー」といった安全機能があります。
グレードは、2020年4月の一部改良のタイミングで、ガソリン車「Gi」とハイブリッド車「HYBRYD Gi」の2種類のみに見直された結果、シンプルな構成となり、価格は296万3000円から337万9200円です。
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