トヨタ一人勝ち続く 新型車で「キャラ被り」多くも販売好調な理由とは
都心部ではやや分散も、人気に変わりは無し
地方では顧客の集中しているトヨタですが、都心部ではどうでしょうか。
ある都内のトヨタ販売店スタッフは、地方での圧倒的な影響力に驚きながら次のように話します。
「都内では一族ごと、というのは少ないですね。そもそも上京してきた人なら、親戚が近くにいるというほうが珍しいです。
都心部では、駐車場や道路幅の関係から、全体的にコンパクトなクルマが選ばれる傾向にあります。
いくら人気車の多いトヨタだからといっても限界はあるので、他メーカーと比較される人はもちろんいらっしゃいます。
ただ、見積もりだけお渡しして『検討します』と一度はお店を後にしたお客さまでも、結果的にはお戻りになってトヨタ車を購入されるケースは多いです」
トヨタ以外でいわゆるコンパクトカーと呼ばれるタイプがトップ10入りしているのは、8位のフィットのみです。
その次となれば、フルモデルチェンジ前の日産「ノート」ですが、ランキングは18位と、一気に落ち込んでいます。
ライバルと比較したうえでもトヨタで購入する人も多いようですが、この現状に、他メーカーはどう太刀打ちしていくのでしょうか。
2020年11月に販売台数ランキング上位を埋め尽くしたトヨタですが、同メーカー内でのキャラ被りはユーザーの需要を完結させるとしてむしろプラスに働いているほか、他メーカーとの比較でも優位に立っており、現状は敵無しのようです。
今後発表される新型車としては、日産の新型ノートが打倒トヨタの筆頭として挙げられていますが、どこまで強敵トヨタ勢に太刀打ちできるのが注目されます。
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