SUVブームでシエンタSUV誕生!? トヨタ新型「シエンタクロスオーバー」を「フリード」SUV仕様と比較

全車1.8Lエンジン搭載のシエンタクロスオーバー

 台湾仕様のシエンタ(通常仕様)に搭載されるエンジンは1.5リッターと、日本仕様にはない1.8リッターが搭載されていますが、シエンタクロスオーバーは全車1.8リッターエンジンを採用。

 1.5リッターエンジン(台湾仕様)の最高出力107馬力に対し、1.8リッターエンジンは140馬力を発揮します。

台湾仕様のトヨタ「シエンタ」。1.8リッター仕様が設定されているのが特徴
台湾仕様のトヨタ「シエンタ」。1.8リッター仕様が設定されているのが特徴

 ちなみに、日本仕様に設定のあるハイブリッドの設定は、台湾仕様のシエンタにはありません。

 最低地上高が20mm向上したほか、専用パーツの採用により全高は25mm高くなっています。これにより、良好な運転視界を実現したほか、悪路での走破性も向上しています。

 一方、フリードクロスターは1.5リッターエンジンと1.5リッターエンジン+モーターの2種類。

 ガソリン仕様は最高出力129馬力、ハイブリッド仕様はエンジンの最高出力が110馬力、モーターの最高出力が29.5馬力です。

 なおフリードクロスターはシエンタクロスオーバーとは異なり、最低地上高は変更されていません。全高も含め、標準モデルと共通となっています。

 最後にバリエーション展開ですが、シエンタクロスオーバーは2+3の5人乗りと2+3+2の7人乗り仕様をラインナップ。

 フリードクロスターは、ガソリン仕様とハイブリッド仕様ともに2+3の5人乗りと2+2+2の6人乗り仕様のふたつが展開されています。

※ ※ ※

 前述のとおりシエンタクロスオーバーは海外専売車種となっていますが、反対にフリードクロスターは標準モデルのフリードも含め台湾で販売されていない車種となります。

 世界的にクロスオーバー車のブームが巻き起こっているなか、シエンタクロスオーバーも日本で販売されれば、人気小型ミニバンとなるかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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