ピンク「クラウン」&イエロー「マークX」 純正なのにヤバすぎる色の車3選

ド派手ではなく…ド、ブラック!? 真っ黒すぎるあのモデルとは

●BMW「X6」

 BMW「X6」は、クーペSUVの先駆者として2008年に初代モデルが登場しました。

 現行モデルは、2019年7月にフルモデルチェンジし、3代目へと進化。

 ボディサイズは全長4995mm×全幅2005mm×全高1695mmという全長5m近いながら、クーペらしい流麗なルーフラインと、ライトアップ機能を初めて採用した大型のキドニーグリルが特徴です。

 そんななか、2019年に現行モデルがデビューした直後の、同年8月に開催されたフランクフルトモーターショーに、真っ黒すぎるX6がお披露目されました。

99%の光を吸収するという特殊なコーティングが施された「X6」
99%の光を吸収するという特殊なコーティングが施された「X6」

 この真っ黒すぎるX6に用いられた塗料は「地上でもっとも黒い黒」という『VANTA BLACK VBx2』というもので、光の反射率は1%というほぼすべての光を吸収するコーティングです。

 光を当てた状態でも、人間の目には空間的な奥行きが認知できず、X6がまるで2次元になってしまったように見えます。

 実用性はまったくなく、むしろ夜間は危険などですが、非常にユニークなコンセプトカーとして話題となりました。

※ ※ ※

 ド派手なクラウンやマークX、そして真っ黒すぎるX6など、あえて注目されるカラーリングを施すことで、大きな話題となり、これまで関心の無かったユーザーや、奇抜なものが好きなユーザーがそのメーカーやモデルを認知するきっかけにもなります。
 
 今後もユーザーの度肝を抜くようなボディカラーが設定された、ユニークなモデルが登場するかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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