日産「ノート」にSUV風仕様? カローラにもあったSUV風モデル3選

日本には無い「カローラ」と日本で人気を誇る「フィット」のSUV風とは

 ホンダやトヨタにも人気モデルにSUVテイストを盛り込んだモデルが存在します。

●ホンダ「フィットクロスター」

フィットのSUV風グレードとなる「クロスター」
フィットのSUV風グレードとなる「クロスター」

 2020年2月に発売された4代目となるホンダ「フィット」は、先代までとは異なる5つのタイプを設定しています。

 なかでも、「クロスター」というタイプは、レジャーやアウトドアニーズに対応するSUV風モデルとして人気を博しているといいます。

 クロスターのボディサイズは、標準モデルよりも大きく、全長4090mm(+95mm)×全幅1725mm(+30mm)×全高1545mmとなり、5つのモデルで唯一の3ナンバーサイズです。

 さらに、最低地上高においては標準モデルが2WDが135mm、4WDが150mmですが、クロスターでは2WDが160mm、4WDが155mmと若干地上高が上げられているほか、タイヤサイズも標準モデルが15インチ、クロスターは16インチを設定しています。

 フィットの開発担当者は、「クロスターは流行りのアウトドアなどのニーズに対応するため、シートに撥水素材を使っているほか、泥はね避けなどに有効な前後のバンパーやフェンダーモールなどを装備。そして、未舗装路でも安心して走行出来るように車高も少し上げております」と説明しています。

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●トヨタ「カローラトレック」

 トヨタは、2019年9月17日にセダンの「カローラ」とステーションワゴンの「カローラツーリング」を発表。国内では、2018年6月に登場したハッチバックの「カローラスポーツ」と合わせて12代目モデルとして販売されています。

 一方で欧州市場では、日本と同じくカローラシリーズが展開されていますが、ステーションワゴンの「カローラツーリングスポーツ」のクロスオーバーモデルとなる「カローラトレック」を2019年9月23日に欧州向けとして発表しています。

 カローラトレックは、ベース車に対して最低地上高を20mm上げて地面とのクリアランスを大きくし、不整地や雪道での走破性を向上させたSUV風モデルです。

 外観デザインは、前後のフェンダーアーチとサイドステップにブラックカラーの樹脂パーツを採用しています。

 前後パンパー下部にアンダーガード風な意匠とし、ホイールも専用デザインの17インチを装着。

 パワートレインは、1.8リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターと、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターの2種類のハイブリッド車を設定しています。
 
 なお、カローラトレックの日本導入は未定ですが、開発主査の田泰史氏は「車高を20mm上げたカローラトレックは魅力的なモデルでもあり、日本への導入も検討しています」と語っていました。

 一方、2020年7月にタイで発表されたSUV「カローラクロス」を2021年に日本へ導入するという噂もあり、今後のカローラシリーズにも期待が高まります。

※ ※ ※

 今回、取り上げた3台のうちフィットクロスター以外は、現在正規の新車として入手することが出来ないモデルです。

 今後、カローラシリーズや新型ノートの新たな個性派モデルとして投入されるのを期待するしかありません。

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