日産新型「ノート」の燃費は!? 超激戦のコンパクトハイブリッド車燃費TOP5

2020年11月24日、日産は新型「ノート」を発表しました。新型ノートは全グレードがシリーズハイブリッドの「e-POWER」となり、モーターの最高出力向上や安全装備がさらに充実するなど、日産のベストセラーコンパクトカーとして進化しています。そこで、新型ノート登場で激戦必死のコンパクトハイブリッドカーの、燃費TOP5を紹介。新型ノートのランキングはいかに!?

ついに真打ち登場! 激戦のコンパクトハイブリッドカー燃費TOP5

 日産は2020年11月24日に、同社の主力コンパクトカー「ノート」のフルモデルチェンジを発表しました。従来モデルから大きく変わった点は、全グレードが電動パワートレインの「e-POWER」となったことです。

日産新型「ノート」でコンパクトハイブリッド車燃費TOP5に変動はある!?
日産新型「ノート」でコンパクトハイブリッド車燃費TOP5に変動はある!?

 これまで、e-POWERを搭載した従来型ノートは大ヒットを記録し、一時はコンパクトカー市場を席巻したのは記憶に新しいところですが、その後、強力なライバルも続々と登場するなど新型ノートを取り巻く状況は激戦必至です。

 現在、登録車のなかでも各社が力を入れているコンパクトカーは、価格や使い勝手、装備で勝負していますが、とくに重要なのが燃費で、廉価なハイブリッド車をラインナップしています。

 そこで、最新のコンパクトハイブリッド車の燃費TOP5を紹介。はたして新型ノートは何位にランキングされるのでしょうか!?

●5位 日産「ノート」

全車「e-POWER」搭載でさらに進化した新型「ノート」
全車「e-POWER」搭載でさらに進化した新型「ノート」

 日産は、新型コンパクトカー「ノート」を2020年11月24日に発表しました。初代は2004年に登場し、今回発表されたのは3代目にあたるモデルで、発売日は2020年12月23日の予定です。

 2代目ノートは、2017年から2019年にかけてコンパクトカー販売台数首位を記録するほど大ヒットしたモデルですが、その立役者となったのが電動モデル「e-POWER」です。

 e-POWERはエンジンが発電のみをおこない、駆動はモーターでおこなうシリーズハイブリッドと呼ばれるシステムで、日産がEVの「リーフ」で培ったノウハウを投入して開発されました。

 e-POWERはモーターならではの発進時からパワフルな出力特性で、低燃費も両立したことから大ヒットに至ったということです。

 そして、3代目ノートで大きく変わったのは全グレードがe-POWERを採用している点で、最高出力も従来の109馬力から116馬力にパワーアップ。

 発電用のエンジンは1.2リッター直列3気筒を踏襲していますが、最高出力が79馬力から82馬力に向上しています。

 ボディサイズは、先代モデルと比べて全長4045mm(-55mm)×全幅1695mm×全高1505mm-1520mm、ホイールベース2580mm(-20mm)と、近年では珍しく全長がダウンサイジングされました。

 外観では全体のフォルムは2代目からキープコンセプトとなっていますが、細部の意匠は大きく変更され、とくにフロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプが特徴で、日産の新CIマークを市販モデルとして初めて採用。

 内装ではセンターのディスプレイ部と一体化した液晶モニターによるメーターが、大きく変わったことと同時に先進性をアピールしています。

 新型ノートの燃費はWLTCモード(以下同様)で、28.4km/Lから29.5km/Lです。

 後発ながら燃費性能はトップとはなりませんでしたが、モーター駆動ならではの加速力や、アクセルペダルのみで発進から減速、停止までできる「e-POWER Drive」など、独創的な走りが新型ノートの大きな魅力ではないでしょうか。

 また、「プロパイロット(ナビリンク機能付)」を日産の国内モデルで初搭載するなど、先進安全装備も大きく進化しています。

 価格(消費税込、以下)は202万9500円から218万6800円で、4WDモデルも2020年12月に発表予定です。

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●4位 トヨタ「アクア」

登場から10年近く経つのにいまも優れた燃費性能の「アクア」
登場から10年近く経つのにいまも優れた燃費性能の「アクア」

 トヨタ「アクア」は2011年に発売されたハイブリッド専用車です。発売から丸9年というロングセラーで、リーズナブルな価格や優れた燃費性能から、いまも幅広い層から支持を集めています。

 ハイブリッドシステムは2代目プリウスのものをベースに、アクア専用に改良されたもので、1.5リッター直列4気筒エンジンとモーターの組み合わせです。

 ボディサイズは全長4050mm×全幅1695mm×全高1455mmと、コンパクトボディのハイブリッド車というと、ヤリス ハイブリッドと競合してしまいますが、価格は181万8300円からとかなり抑えられているため、かなり魅力的です。

 また、燃費も27.2km/Lから29.8km/Lと、最新モデルとくらべても遜色ない低燃費を実現しており、基本設計の高さがうかがえます。

 アクアの価格は181万8300円から261万300円です。

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●3位 トヨタ「カローラスポーツ」

スポーティな走りと経済的にも優れた「カローラスポーツ」
スポーティな走りと経済的にも優れた「カローラスポーツ」

 2018年に発売されたトヨタ「カローラスポーツ」は、現行モデルの12代目カローラに先駆けてデビュー。2006年まで販売されていた「カローラランクス」以来となる5ドアハッチバックの復活が大いに話題となりました。

 ボディサイズは全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm(2WD)で、ロー&ワイドなフォルムの外観はシャープなフロントフェイスと相まってスポーティさを強調。

 パワーユニットは116馬力を誇る1.2リッター直列4気筒ターボエンジンもしくは、システム出力122馬力の1.8リッター直列4気筒ハイブリッドを搭載し、1.2リッターターボエンジン車にはCVTに加え、6速MTが設定されています。

 サスペンションは全グレード共通でフロントにストラット、リアにダブルウイッシュボーンの4輪独立懸架を採用し、高いコーナリング性能を実現。同じく、全グレードとも4輪ディスクブレーキが装備されるなど、スポーツの名に恥じない仕様となっています。

 燃費はハイブリッド車で25.6km/Lから30.0km/Lと、走りの良さと低燃費を両立。

 ハイブリッド車の価格は248万8000円から284万1000円で2WDのみです。

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