14年目のトヨタ「ランドクルーザー」 競合SUV続出も衰えない魅力とは
初代モデルの登場から2020年で69年の歴史を誇るトヨタ「ランドクルーザー」。現行モデルは、2007年に登場したため14年目という長いモデルライフですが、いまでも衰えない魅力とはなんなのでしょうか。
もうすぐ70歳のトヨタ「ランドクルーザー」の魅力とは
トヨタが世界に誇る本格SUVとして「ランドクルーザー」(ランクル)があります。
日本でも高い知名度を誇るランクルですが、実際のオーナーはどのような部分を魅力と感じているのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会が発表している普通車販売台数によると、2020年度は1か月あたり1300台から2800台ほど販売。
また、ランクルは世界中に需要があるクルマで、2019年8月末時点で、累計販売台数1000万台以上を記録しています。
もともとは1951年8月に「BJ型」として登場し、警察や官公庁で採用されたものをルーツとしており、1954年6月に一般販売を開始する際に「ランドクルーザー(陸の巡洋艦)」へ改名しました。
BJ型の登場から現在(2020年)まで69年間にわたるという長い歴史は、同一車名で生産されている国産車のなかでも、トップクラスに長い歴史を持つクルマです。
現行モデルとなるランクル(200系)は、2007年に発売。日本では、2009年に発売された「ランドクルーザープラド(150系)」と共にランクルシリーズとして展開されています。
ランクル200系は、2015年のマイナーチェンジでフロント周りのデザインを変更。
ボディサイズは、全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mm-1880mm、ホイールベース2850mm、最低地上高225mmとなっています。
ランクル最大の特徴は、ラダーフレーム構造を採用していることで、頑丈で信頼性があるうえに、高い悪路走破性を誇っています。
搭載されるパワートレインは、4.6リッターV型8気筒エンジン+6速ATを採用。駆動方式はフルタイム4WDが採用され、路面状況に合わせて5つのモードを設定できる「マルチテレインセレクト」が搭載されています。
グレード体系は、エントリーモデルの「GX」、オフローダーらしいエクステリアの「AX」、スタビライザーを自動制御する機構「KDSS」が備え付けられた「AX ”Gセレクション”」、最上級グレードの「ZX」の4種類を設定。
乗車定員は、エントリーモデルの「GX」のみ5人乗りが設定され、それ以外のグレードは8人乗りとなります。
価格は、「GX」が482万6800円、「AX」が524万7000円から597万9600円、「ZX」が697万4000円です。
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