「信号機のない横断歩道」新潟での一時停止率は49.4%! 半数以上が停止していない
JAF新潟支部は、「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態を調査し、その結果を公開しました。
一時停止率は49.4%! 5割以上が止まらない
JAF新潟支部が、「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査の結果を発表しました。
調査は新潟県内の2箇所で実施され、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象におこなったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したクルマは49.4%という結果となりました。これは、全国平均の21.3%を28.1ポイント上回る数字です。
しかし、全国平均を上回ったとはいえ、未だ5割以上が一時停止をしていないことがわかりました。
本来、交通ルールでは横断歩道に近づいた車両は横断する歩行者がいないことが明らかな場合を除き、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。
さらに、横断歩道を横断しようとする歩行者がいるときは、当該横断歩道の直前で一時停止し、かつ、その横断を妨げないようにしなければならないとして、「横断歩道における歩行者優先」が定められています。
また、歩行者は横断をしようとする際には、左右の安全を確認するとともに、ドライバーに横断する意思表示をするなどして、お互いの安全に努めることが大切です。
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JAFによると、各都道府県2箇所ずつ、全国で同様の調査をおこなったところ、約8割のクルマが止まらない結果となりました。
信号の有る無しに関わらず、横断歩道に進入する前の一時停止は、交通事故を減らすための有効な手段です。横断歩道における歩行者優先をしっかりと守り、安全で安心なクルマ社会を作りましょう。
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