派手顔で勝負!? 日産 新型エルグランドはアルファードにない魅力を身に付けたのか?

日産の高級ミニバン「エルグランド」が2回目のマイナーチェンジを受けて発売されました。ライバルのトヨタ「アルファード」に大きな後れを取っているエルグランドですが、太刀打ちできる魅力を身につけたのでしょうか。

3代目エルグランドは2回目となるマイナーチェンジを実施

 日産「エルグランド」が2020年10月12日にマイナーチェンジして発売されました。

 エルグランドといえば、高級ミニバンのパイオニアとして人気を博しましたが、近年は後発で登場したトヨタ「アルファード」に押され気味です。

2020年10月12日に2回目のマイナーチェンジを受けた日産「エルグランド」
2020年10月12日に2回目のマイナーチェンジを受けた日産「エルグランド」

 現行モデルは2010年に発売された3代目(E52)です。初代モデルと2代目モデルがFRプラットフォームを採用していたのとは異なり、低重心な新FFプラットフォームへ変更されました。

 FFを基本としたボディに改められたことで、高いボディ剛性と低床低重心なパッケージングを実現。

 より車高の低い乗用車に近い乗り心地を実現したほか、多人数乗車でもゆったりと座ることができる快適性を手に入れました。

 2014年に続き、今回2回目となるマイナーチェンジを受けたエルグランドですが、販売好調なアルファードに太刀打ちできる魅力を身につけたのでしょうか。

 新型エルグランドの外観は、フロントグリルのデザインが大きく変更されました。

 日産車に共通するVモーショングリルを基本としたデザインは変わらないものの、従来モデルでは横基調のメッキバーが採用されていたところ、新型ではドットを敷き詰めたデザインへ変更。

 エルグランドのロー&ワイドなプロポーションと相まって、存在感のあるフロントデザインを実現しています。

 大きなグリルのなかにちりばめられたドットは、上部と下部では形状が異なるというこだわりよう。光が当たるとキラキラと輝いて見え、他を圧倒するような存在感のある表情です。

 同じく日産のミドルサイズミニバンの「セレナ」も、2019年のマイナーチェンジで細かいドットを配したグリルを採用。押し出し感の強いデザインへと切り替わりました。

 アルファードも堂々としたグリルデザインに変更されてから販売を伸ばしていることから、ミニバンのトレンドは派手顔だといえるでしょう。

 ボディカラーは日産の新色である「ピュアホワイトパール」、「ミッドナイトブラック」、「ディープクリムゾン」など2トーンを含む全5色をラインアップしています。

 内装は、インパネからドアトリムにかけて水平基調に仕立てることでワイドな広がり感を演出しています。

 中央にはピアノブラックをベースとした10インチの大型ディスプレイを配置。先進感とプレミアム感のあるインテリアとしました。

 また、プレミアムシートは、連続したキルティングパターンへと変更され、モダンな室内空間へと仕上がっています。

※ ※ ※

 新型モデルではグレード体系の整理もおこなわれており、標準仕様が廃止され、スポーティ仕様の「ハイウェイスター」に一本化されました。

 さらに、カスタムカーとしてラインナップされていた「ライダー」を廃止。代わりに、エルグランドの最上級グレードを担う「AUTECH(オーテック)」が設定されています。

【画像】ド派手にイメチェン! 日産「エルグランド」はどう変わった?(36枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー