車名を聞いてもカタチが思い出せない!? マイナーな車5選

大ヒットしたクルマの場合、時間が経っても車名を聞けば外観を思い出すこともできますが、なかには短命で終わり、しかも販売台数が少なかったとなれば、記憶にも残らないクルマもあります。そんな忘却の彼方に消え去ったようなマイナーなクルマを、5車種ピックアップして紹介します。

名前を聞いても思い出せないほどマイナーなクルマ

 大ヒットしたクルマや、近年、人気が再燃して話題になったようなクルマは、車名を聞けばどんなデザインのクルマか思い出せます。一方で、車名を聞いても姿かたちが思い出せないようなクルマも存在。

いまでは激レアなモデルになってしまったマイナー車たち
いまでは激レアなモデルになってしまったマイナー車たち

 そうしたモデルの多くは、人気となることなく短命で終わったり、販売台数が少なくて路上で見る機会が少ない、いわゆるマイナーなクルマといえます。

 そこで、忘却の彼方に消え去ってしまったようなマイナーなモデルを、5車種ピックアップして紹介します。

●日産「バサラ」

新型ミニバンが乱発されていた頃に登場した「バサラ」
新型ミニバンが乱発されていた頃に登場した「バサラ」

 1990年代はミニバンが一気に普及した時代で、各メーカーから次々と新型ミニバンが登場しました。

 そうした背景から、日産は1999年に、前年に発売されていた「プレサージュ」と主要なコンポーネンツを共有するミニバンの「バサラ」を発売。

 バサラとプレサージュとの相違点はフロントグリルとテールランプくらいですが、バサラはアメリカのミニバンを思わせるようなデザインです。

 トップグレードには最高出力220馬力を発揮する3リッターV型6気筒DOHCエンジンを搭載するなど、高級路線でした。

 バサラという車名は「ダイヤモンド」を意味するサンスクリット語の「ヴァジャラ」が伝達されて生まれた日本語「婆娑羅」で、ダイナミックで輝くような存在感を表現したといいます。

 そんな荘厳な名前のバサラでしたが、当時、日産は「セレナ」「エルグランド」「プレーリー」などミニバンのラインナップが過剰だったため、徐々に車種整理が進み、2003年にはプレサージュと統合されて販売は終了します。

 さらにプレサージュもエルグランドと統合され、2009年には販売終了となりました。

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●三菱「カリスマ」

三菱にはすでにセダンのヒット作があったことから苦戦した「カリスマ」
三菱にはすでにセダンのヒット作があったことから苦戦した「カリスマ」

 現在、三菱はルノー×日産×三菱アライアンスの一員となっていますが、これまでもクライスラーやPSAグループなどと提携して、クルマの開発をおこなってきました。

 1995年には欧州で、三菱とボルボ、オランダ政府が共同で設立した「ネッドカー」社で製造された三菱「カリスマ」を発売。同じ工場で作られたボルボ「S40」とプラットフォームを共有した兄弟車でもあります。

 カリスマは欧州で高い評価を受け、1996年には1.8リッターガソリンエンジンを搭載するベーシックな4ドアセダンとして、日本へ輸入販売されました。

 なお、カリスマという車名の由来は、ギリシア語で非凡な能力を意味する「Kharisma」をもとに、「CAR」を合わせた造語である「CARISMA」で、日本では人々を引きつける強い魅力を持つ人物を「○○のカリスマ」と呼ぶなど、かつては流行語のように使われました。

 しかし、カリスマの販売は好調とはいえず、2001年に日本での販売を終了。現存数も少なく、実際にはカリスマになれなかったクルマです。

●トヨタ「オーパ」

新ジャンルのクルマとされながら中途半端な印象の「オーパ」
新ジャンルのクルマとされながら中途半端な印象の「オーパ」

 2000年に発売されたトヨタ「オーパ」は、ミニバンでも乗用車でもない、新ジャンルの次世代ミディアムカーという触れ込みでデビュー。実際には5ドアハッチバックのショートワゴンタイプに属するボディです。

 発売時は最高出力136馬力の1.8リッター直列4気筒エンジン搭載車のみでしたが、2か月遅れでトヨタ初のCVT(スーパーCVT)を組み合わせた152馬力を発揮する2リッター直列4気筒エンジン搭載車を追加ラインナップし、1.8リッターエンジン搭載車より低燃費を実現。

 セダンのような運転感覚ながら、コラムシフト採用によりウォークスルーを可能とした前席や、スライド可能な後席と巧みなシートアレンジで生まれるフラットスペースなど、ハッチバックのようでありミニバンのようでもありました。

 広い室内空間と使い勝手の良さで広いユーザー層に受け入れられると目論んでいたようですが、中途半端さが感じ取れてしまい話題になることも少なく、発売から5年で生産終了となってしまいました。

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コメント

2件のコメント

  1. この記事に出ていたSUZUKIエリオの後継車、SX-4の後継にあたるSX-4s-crossも、エスクードと同じSUV系ラインナップですが、現行販売車種にもかかわらずSUZUKIバレーノ同様にかなりマイナーで、思い出せない人が大半かと思う。

  2. 他にラングレーとかローレルスピリットとかw
    要はサニーを他の系列店で出す為の化粧直しw
    でもエンジンバリエーションは豊富でCD系ディーゼルもありました。
    オーパはTOYOTAにしては珍しく魂の詰まった車で初代プリウスの骨太さと走りのアンバランスが妙に憎めない車w
    オーパに乗ると、やればできるじゃん!TOYOTAさん!と感じる車