車名を聞いてもカタチが思い出せない!? マイナーな車5選
マツダの勢いがスゴかった頃に発売されたモデルとは
●オートザム(マツダ)「レビュー」
1980年代の終わり頃からマツダは車種の拡充と販売増を目的に、5つの販売チャネルを展開。そのひとつであるオートザムから1990年に発売されたのが、コンパクトセダンの「レビュー」です。
一見するとハッチバックのような外観ですが、リアには容量280リッターの独立したトランクスペースを持っています。
デザインは丸みを強調したキュートなルックスを採用しながら、身長180cmくらいの大人でも頭上に余裕があるトールスタイルです。
マツダが生産していたフォード「フェスティバ」とコンポーネンツを共有し、エンジンは1.3リッターと1.5リッターの直列4気筒SOHCを搭載。トランスミッションは5速MTのほか1.3リッター車には3速AT、1.5リッター車には4速ATが設定されました。
また、上級グレードには前後どちらからも開く画期的な電動キャンバストップが設定され、リアシートからも開閉操作が可能でした。
価格は約90万円からと安価なコンパクトセダンとして競合するクルマは少なかったものの、販売的には良好とはいえず、1998年に「デミオ」に統合するかたちで販売を終了しました。
●スズキ「エリオ/エリオセダン」
現在、スズキの登録車で主力車種となっている「スイフト」のご先祖は、1983年に初代が発売された「カルタス」で、さらにカルタスから分派したのが、2001年にデビューした「エリオ」です。
エリオは取りまわしが良好なコンパクトボディに、高い天井と足元が広いゆとりあるパッケージングが特徴の5ドアハッチバックで、空気の流れをイメージしたモノシェイプフォルムを採用していたことから「AERIO」と名付けられました。
遅れて登場した4ドアの「エリオセダン」はクラス最大容量の独立したトランクルームを実現するなど、使い勝手の良さを重視しています。
搭載されたエンジンは最高出力110馬力の1.5リッター直列4気筒DOHCで、駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意されていました。
2003年のマイナーチェンジでは、エリオ/エリオセダンともに125馬力を発揮する1.8リッターエンジン搭載車を追加ラインナップ。1.5リッター車は5ナンバー登録ですが、1.8リッターモデルはフェンダー部にモールが追加されたことで全幅が広がり、スズキ初の3ナンバー登録車になりました。
スズキの意欲作だったエリオ/エリオセダンですがヒットしたとはいえず、2006年にはエリオが、2007年にはエリオセダンが生産を終了。実質的な後継車は「SX4」です。
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今回紹介した5台は「本当にマイナー車なのか?」という人もいると思いますが、実際に路上で走っている姿を見ることは稀です。
比較的最近のクルマながら中古車でもほとんど流通していないため、現存数も極端に少ないと予想されます。
どのモデルも特徴があり良い点もあるのですが、残念ながらヒットせず、いまでは覚えている人も少ないのではないでしょうか。
この記事に出ていたSUZUKIエリオの後継車、SX-4の後継にあたるSX-4s-crossも、エスクードと同じSUV系ラインナップですが、現行販売車種にもかかわらずSUZUKIバレーノ同様にかなりマイナーで、思い出せない人が大半かと思う。
他にラングレーとかローレルスピリットとかw
要はサニーを他の系列店で出す為の化粧直しw
でもエンジンバリエーションは豊富でCD系ディーゼルもありました。
オーパはTOYOTAにしては珍しく魂の詰まった車で初代プリウスの骨太さと走りのアンバランスが妙に憎めない車w
オーパに乗ると、やればできるじゃん!TOYOTAさん!と感じる車