現役女子大生にウケる車はどれ? 運転を「する」と「してもらう」で異なる結果に
使い勝手志向に反して、ステータス志向も
今回話を聞いた3人中2人は、自分や2人で使うなら使い勝手の良いクルマを好むようでした。
しかし、もうひとりの都内名門私立大学4年生のYさんは、以下のように話します。
「クルマは好きで色々乗りますし、運転には自信があるので、タイプはあまり重要視しません。好きなのは、見た目や内装の質が高いものです。
もちろん、単に高ければ良いとか、外車が良いというわけではありません。国産車でも、トヨタの『アルファード』とか『ハリアー』とか『クラウン』とか、1000万円以下で高級感のあるモデルはたくさんあります。
ただ、やはり今でもクルマはステータスだと思いますし、値段が高いものはちゃんと質も高いです。クルマは走れて荷物がいっぱい積めれば良い、みたいな男性はちょっとNGです」
かつて、デートカーとして人気を集めたモデルには、日産「シルビア」やホンダ「プレリュード」など、デザインや走りの良さを中心に人気を集めていたクルマもあれば、トヨタ「ソアラ」のような「ハイソカー」と呼ばれる高級志向のモデルも存在しました。
そして、現在も一部の女性の間では、その流れは顕在のようです。たしかに、2020年4月から9月の販売台数ランキングでも、アルファードは5位、ハリアーは8位とトップ10入りしています。
また、クラウンはランキングこそ31位ですが、セダン人気が低迷しているながら月販で8691台も販売しています。
昔ほどは減ったとされていますが、現在でも「クルマはステータス」という流れは一定数存在するようでした。
ちなみに、Yさんは世田谷区在住で、よく遊ぶ地域は六本木や麻布といった港区とのことです。
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売れ筋モデルを中心に女子ウケするクルマを調査しましたが、使い勝手志向と高級志向に大きく分かれる結果となりました。また、運転者が誰なのかによっても事情は変わるようです。
女子ウケを狙うためには、自分が乗るのか相手も乗るのか、そしてどんなタイプの女性にウケたいのか。しっかりと状況を見極めながらクルマ選びをすると良いでしょう。
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