日産新型SUV「マグナイト」は新生ロゴ採用の新フェイス!? 「C-HR」と並ぶ個性派?
いまだ色褪せないトヨタ「C-HR」のデザイン
トヨタのSUVラインナップのなかでもとくにデザインコンシャスなSUVとして登場したC-HRは、全長が4.4m弱と、新型マグナイトよりふたまわり大きなボディを持ちます。
コンセプトモデル(TOYOTA C-HR Concept)が公開されたのは2014年のパリモーターショーで、その後日本市場で発売されたのは2016年12月。
2020年10月時点で、コンセプトモデルの登場から6年ほど経過したことになりますが、市販モデルでもコンセプトモデル時代の艶やかさをそのまま再現したデザインは、色褪せることない魅力を感じさせます。
SUVのたくましい足回りと、クーペのようなスピード感を融合した、新ジャンルのスペシャルティといえるデザインです。

顔つきは、トヨタがグローバルモデルを中心に採用している「キーンルック」と呼ばれる共通デザインを採用しているので、とくに鋭いヘッドライトやフロントグリル周辺のデザインは、ほかのトヨタ車との関連性も感じられます。
しかし、フロントフェイス以後のボディは、強く絞り込まれた抑揚あるデザインや、大きく張り出したフェンダー、そしてあえて小さくデザインされたリアドアウインドウや目立たないデザインのリアドアハンドルが、2ドアクーペのような存在感を実現。
トヨタによると、モチーフとなったのはダイヤモンドだといい、ボディ下部を強く削ぎ落とすことで彫刻的な面構成を実現。
トヨタは2020年6月に発売した「ハリアー」でもクーペSUVスタイルを提案していますが、現在も彫りの強さではC-HRがトヨタ随一のクーペSUVといえるでしょう。
2019年10月にC-HRはマイナーチェンジを実施。フロントのエアインテークを左右に広げ、ワイド感を強調したデザインとしたことで、その存在感に磨きをかけています。
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近年、SUVは人気の高いカテゴリですが、SUVの“ゴツくて存在感あるデザイン”に魅力を感じるユーザーが多く、悪路走破性は二の次、という人が少なくないといいます。
デザイン面も含め魅力的なSUVが続々と登場する現状では、SUV人気はしばらく続くと見てよいでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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