セレナ顔になった!? 新型「エルグランド」登場! 日産二大ミニバンを比較!
新型エルグランドとセレナの安全面ではどんな違いがあるの?
新型エルグランドの予防安全技術では、今回新たに、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより、自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を採用。
さらに、走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するようステアリング操作を支援する「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などの先進安全技術を標準装備しました。
また、標識検知機能は進入禁止標識検知機能に加え、最高車速標識検知機能と一時停止標識検知機能を追加しました。 なお新型エルグランドは、全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」該当車となっています。
一方のセレナは、前方の対向車がいてもハイビームを維持できるハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用。
フロントカメラで前方の状況を検知し、対向車や先行車の有無に応じて両側に12個ずつ配置されたLEDの照射パターンを変化させることで、常に視認性の高い状態が維持できます。
新たに追加される車両後方の安全装備は、走行中に隣接するレーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するように支援する「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」や「BSW(後側方車両検知警報)」。
後退時には、後方を横切ろうとする車両を検知して注意を喚起する「RCTA(後退時車両検知警報)」を設定しています。
また、踏み間違い防止アシストを標準装備することで、セレナも全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」に該当しています。
エルグランドに無い機能としては「プロパイロット」があり、セレナでは下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作を実現しています。
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今回、マイナーチェンジを遂げた新型エルグランドは、現行モデルが登場してから10年が経過しています。
そんななか、デザインや安全装備を刷新したことで、同社の販売現場にも良い影響が出ているといい、前出と別の販売店では次のように話してます。
「エルグランドが久しぶりに新しくなったことで、問合せや来店が増えています。その結果、ほかのモデルに関心を寄せるお客さまも少なからずおり、良い影響が出ています」
日産のミニバンにおいて、売れ筋はセレナですが、話題性は新型エルグランドも引きを取らないようです。
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