車のスペアタイヤ激減!? その裏で増加「パンク修理キット」はどう使うべき? パンク修理の実情とは

スペアタイヤが減少した背景とは

 パンク修理キットが普及する前に定番とされていたスペアタイヤにも、じつは種類が存在します。

 通常のスペアタイヤは標準タイヤと同じサイズですが、積載性をよくするためコンパクト化した非常用のテンパータイヤを搭載したクルマも多くありました。

リアゲートにスペアタイヤが設置される場合もある
リアゲートにスペアタイヤが設置される場合もある

 スペアタイヤはラゲッジルームの下部に収納されているか、もしくは車体底面に吊られて装備されています。クロスカントリー型SUV車のようにリアゲートに標準タイヤと同じサイズのスペアタイヤが装着されている場合もあります。

 とくにオフロードを走るクロスカントリー型SUV車では、コンパクトなテンパータイヤでは、悪路走行では不十分である場合があり、標準サイズのスペアタイヤが装着されています。

 しかし、多くの場合、廃車になるまでスペアタイヤが一度も使われないことも実情です。

 使っていないタイヤを捨ててしまうのは無駄という環境面の配慮や、燃費向上のための重量低減の理由から、最近の新車ではスペアタイヤの代わりにパンク修理キットが標準搭載されていることが多くなりました。

 ちなみに、パンクした状態でも、修理工場までそのまま走ることができるランフラットタイヤが装着されているクルマもあります。欧州車や高級車の一部になりますが、これらの場合もスペアタイヤ等は不要となっています。

【画像】パンク修理キット、使うべき? 使わないべき? 微妙な境界線の実例を画像でチェック(10枚)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー