「これは欲しい」 日産ミニバン「リヴィナ」から「エルグランド」の兄弟車まで 日本に導入を熱望!

エルグランドはまだまだ頑張る! 10年目で再度デザインを刷新へ

 日産は、エルグランドを2020年秋にマイナーチェンジすることを明かしています。

 今回、マイナーチェンジする新型エルグランドの一部情報では、特設サイトで公開し、「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターアーバンクロム」の外観デザインをお披露目。

 デザイン面では、2019年8月にマイナーチェンジをしたセレナハイウェイスターと同様の大型メッキグリルを採用。これまでの水平基調とは違うデザインとなっているほか、新しいボディカラーも設定されています。

 内装は、インパネとシートを一新し、ワイドな広がりを感じられるように水平基調に仕立てたブラックとブラック/ダークブラウンの2色を新たに展開。

 また、ディーラーオプションでは10インチに拡大したナビゲーションを用意。地図画面の見やすさや、インテリジェントアラウンドビューモニターの映像も大きく映し出します。

 安全面では、全方位360度に張り巡らされた先進安全装備を設定したことで、従来モデルよりもさらに安心感を高めました。

マイナーチェンジ前(下)と後(上)の「エルグランド ハイウェイスター」
マイナーチェンジ前(下)と後(上)の「エルグランド ハイウェイスター」

 日本市場で好調な販売を続けているセレナは、国内のミニバンのなかでもトップクラスの人気を誇るモデルです。

 2018年の年間新車販売台数でミニバン1位を記録し、2019年はトヨタ「シエンタ」にその座を明け渡したものの、人気ミニバンとして堅調な販売を見せています。

 現行モデルの5代目セレナは、2016年8月に登場。2018年3月には日産の電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したモデルが追加され、瞬く間に販売台数上位のミニバンとなりました。

 2019年8月のビッグマイナーチェンジでは、エアロ加飾が施されたグレード「ハイウェイスター」のフロントデザインを刷新。「ダブルVモーショングリル」を採用したことで、従来のデザインよりも流行りの「オラオラ顔」へとイメージチェンジしています。

 このマイナーチェンジでは安全装備において、「全方位運転支援システム」を全車標準装備したほか、対向車がいる状態でもハイビームできる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産車で初めて装備。

 また、セレナの好調ぶりを支えるe-POWERについて日産の販売店は次のように話しています。

「セレナを購入されるお客さまの7割近くはe-POWER搭載車を選ばれます。購入の決め手としては、燃費性能が良いのはもちろんですが、他社のハイブリッド車では味わえないe-POWERならではの加速感やアクセルを踏んだ感触が魅力な点です」

 なお、セレナに関してはインドネシア市場でも販売されており、e-POWER車は設定されてないものの好評だといいます。

※ ※ ※

 また、次期型エルグランドは三菱とのアライアンスと関係で「デリカD:5」とプラットフォームを共通化するという噂もありますが、今回のマイナーチェンジによって登場はまだまだ先なのかもしれません。

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