はやくも億超え確実! 値上がり中のポルシェ「918スパイダー」

モデルレンジを拡充しているポルシェだが、どのモデルをドライブしてもポルシェDNAは受け継がれている。しかし、さらにポルシェ濃度が高いスーパースポーツを、ポルシェは10年に1度のサイクルでリリースしている。その最新モデルである「918スパイダー」の価値について考察してみた。

腐ってもポルシェ、そして選ばれしポルシェ

 ポルシェのプロダクション・モデルには、どれもスポーティなキャラクターが貫かれている。

 例えばそれがSUVの「カイエン」や「マカン」であっても、あるいはサルーンの「パナメーラ」であっても、アクセルを踏み込めば、カスタマーはあたかも伝統の「911」をドライブしているかのような、官能的な走りに全身を包まれてしまうのだから、ポルシェというブランドの魅力が大きいことも理解できる。

●ポルシェがリリースした歴代ハイパースポーツの系譜

918台限定のポルシェ「918スパイダー」の現在の市場価格はどれくらいなのだろうか(C)Bonhams 2001-2020
918台限定のポルシェ「918スパイダー」の現在の市場価格はどれくらいなのだろうか(C)Bonhams 2001-2020

 ポルシェは、これまでほぼ10年に1度のペースで、高性能で技術的な進化を遂げたハイパースポーツを市場に送り出してきた。

 1963年には、2リッターの水平対向4気筒エンジンをリアミッドに搭載し、翌年のタルガフローリオを制した「904カレラGTS」。

 その10年後の1973年には、当時のグループ4でホモロゲーションを取得するために限定生産され、今でも通称ナナサンカレラとして、超一級のコレクターズアイテムとなっている「911カレラRS 2.7」。

 1986年には200台の限定車として販売された、ポルシェ初のAWDモデル「959」で、プロダクション・モデルとしてついに最高速で300km/hの壁を突破。

 1996年は、ル・マン24時間の制覇を直接の目的に、GT1マシンの「911GT1」を製作。わずかな台数がカスタマーのもとにデリバリーされた。

 最高速で330km/hを記録した、612psのV型10気筒エンジンを搭載する「カレラGT」が誕生したのは2003年。

 そしてそれに続くハイパーカーが、2010年のジュネーブ・ショーで発表されたのだった。それこそが今、ボナムス1793のボンモント・セールに登場した、「918スパイダー」にほかならないのである。

【画像】新車同然!! ポルシェ「918スパイダー」のディテールチェック(15枚)

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