「スマートEQ」をエロ悪仕様に! ブラバス「アルティメットE」発表
ボディキットだけでも欲しい「アルティメットE」の特徴とは
アルティメットEのディテールを詳しく見ていこう。
前後のサスペンションはスポーティとコンフォータブルのセッティングを切り替えることが可能である。さらにリアビューに目を移すと、エグゾーストシステムのないシンプルで高効率が期待できるディフューザーが目に入る。
インテリアのフィニッシュも、さすがはブラバスの作だけのことはある。豪華なレザー素材を用いて、カスタマーのリクエストどおりに製作されるキャビンは、スマートのものとは信じられないほどに高級な空間に仕上がっている。アルミニウム製のペダル類やマットなどのアクセサリーも、人気を集めそうなプロダクトだ。
パワーユニットは、さらに92psにまで最高出力を高めたエレクトリック・モーターだ。最大トルクも180Nmに向上し、このデータは、897ccのガソリン直列3気筒ターボエンジンを搭載する、同社の「フォーツー・エクスクルーシブ」と比較しても、最高出力で12ps、最大トルクでは10Nm強力な数字になる。
4種類のドライビングモードを選択できる「ドライビング・ファン・スイッチ」を採用しているのも、このアルティメットEの特徴だ。
レベル1とレベル2は、電力の消費を抑え、同時に回生を重視したモード。レベル3とレベル4は、いわゆるスポーツ・モード、スポーツプラス・モードに相当し、この両モードではアクセルレスポンスもより俊敏なものになるという。
ブラバスから発表されたパフォーマンスは、0−100km/h加速が10.9秒、最高速は130km/h(リミッター作動)となる。航続可能距離は最大で125kmにもなるので、シティ・コミューターとしての機能性は十分に確保されている。
複合燃費で13.9−15.8kWh/100km。CO2エミッションは0g/km。そしてエフィシエンシィ・クラスはA+。当然のことながら、ブラバス・アルティメットEの環境性能は、世界最高の水準にある。日本でもぜひ、その実力を試してみたいものだ。
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