王者アルファードに対抗!? オデッセイとエルグランドほぼ同時に刷新 高級ミニバン勢力図
10年目のエルグランド。マイナーチェンジでどこまで健闘出来るか
一方のエルグランドは、1997年にフルモデルチェンジをおこなった2代目モデル(E51型)で「夢とくつろぎと感動を提供できる最高級ミニバン」をコンセプトとし、エルグランドの特徴であるスタイリングや室内空間を実現。この2代目モデルの登場によって現在の高級ミニバンが確立されました。
その後、2010年に発売された3代目の現行エルグランドは、「ダイナミックでラグジュアリーな真の高級車」として開発。
エルグランドらしい外観や、高揚感と快適性を追求した室内空間、当時のクラストップレベルの燃費を実現した「キング・オブ・ミニバン」です。
自販連によると、2020年のエルグランドは、1月から8月時点で1度もトップ50にランクインしていません。最後にランクインしたのは、2019年12月の50位(588台)で、ユーザーからは存続が危ぶまれていました。
しかし、今回明らかにされた特設Webサイトでは、新しいデザインを採用した「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターアーバンクロム」の外観デザインをお披露目しています。
フロントのデザインは、2019年8月にマイナーチェンジをした同社ミニバン「セレナハイウェイスター」と同様の大型メッキグリルを採用。これまでの水平基調とは違うデザインとなっているほか、新しいボディカラーも設定されました。
内装は、インパネとシートを一新し、ワイドな広がりを感じられるように水平基調に仕立てたブラックとブラック/ダークブラウンのふたつを用意。
安全面では、全方位360度に張り巡らされた先進安全装備を設定し、従来モデルよりも安心感が増しています。
また、10インチに拡大したナビゲーションはディーラーオプションで設定されるほか、地図画面の見やすさや、インテリジェントアラウンドビューモニターの映像も大きく映し出します。
なお、特設Webサイトでは、新型エルグランドの発売に先駆け、一部の先行情報が公開。さらに、来店予約が可能で、9月14日より予約注文の受付を開始しています。
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オデッセイとエルグランドはともに高級ミニバンとして、進化し続けているモデルです。その2台がほぼ同時期にマイナーチェンジを実施するということで、販売面では頭ひとつ飛び抜けているアルファードを含めて、高級ミニバン市場が盛り上がることに期待です。
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