コロナ禍で移動に変化はあった? 自家用車、新幹線、飛行機の動きの変化

2020年は新型コロナウイルスの影響を大きく受ける年となっています。そんなコロナ渦で迎えた5月のGWや8月のお盆期間では、「移動」に関してどのような変化があったのでしょうか。

GW以降の年内でみた変化は?

 コロナ渦の夏の休暇シーズンは、例年に比べるとやはり移動が少ないことが分かりましたが、政府による全国の緊急事態宣言解除後の変化はどうなっているのでしょうか。

 緊急事態宣言中であったゴールデンウィーク期間は、全国の高速道路の交通量は昨年比30%、新幹線や特急の利用者数は昨年比5%、飛行機の旅客数は国内LCCのピーチの昨年比10.8%が最高で、その他はおおむね3~5%程度となっており、かなり移動が少なくなっていました。

 そこから比較すると、お盆期間は高速道路の交通量、新幹線や飛行機の利用者数の昨年対比率は高くなっており、全体的に移動は増えています。
 
 なかでも、コロナ渦では、多人数の密集を避けやすいクルマでの移動が好まれやすくなっていることから、高速道路の交通量の増加が目立っています。

コロナ禍では自転車移動をする人も増えているという
コロナ禍では自転車移動をする人も増えているという

 全国の緊急事態宣言が解除されたことで、自治体独自の自粛要請は残るものの、以前より自粛の要請が弱まったこと、旅行を促すGoToトラベルキャンペーンがスタートしたことが、移動の増加に繋がっていると考えられそうです。

 今後もまだGoToトラベルキャンペーンが継続され、10月からは東京都も対象になる方向だといいます。

 暑さが落ち着いて外出しやすい秋の行楽シーズンがやってきますが、さらに移動は増えていくのでしょうか。今後の動向が気になるところです。

【画像】4連休は移動する? コロナ禍での移動に関する調査を見る!(14枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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