VIP以外立入りNG! 新型「ゴースト」お披露目ミーティング開催
2020年9月1日にワールド・プレミアされたばかりのロールス・ロイス「ゴースト」。その実車が歴史あるロールス・ロイスのカークラブの集いでお披露目された。
ヴィンテージ・ロールスと新型「ゴースト」の共演
2020年9月4日、ロールス・ロイスのホーム・オブ・ロールス・ロイスで、20台のヴィンテージ・ロールス・ロイスが集結。その3日前の9月1日にワールドプレミアしたばかりの新型「ゴースト」がお披露目された。
20台のヴィンテージ・ロールス・ロイスの本社訪問は、1940年以前に生産されたロールス・ロイスのみを対象とした、世界最古のロールス・ロイス・カー・クラブである「20ゴースト クラブ」の会員限定イベントの一環としておこなわれたものである。
1904年に創業されたロールス・ロイスのうち、3/4近くが現在でも完璧な状態で走行が可能であり、この日集結し展示されたモデルは、「ロールス・ロイス20/25」、「シルバーゴースト」、「ファントムI」、「ファントムII」で、もっとも古い車両は1911年に製造されたもである。
この日集ったゲストは、ソーシャルディスタンスを守るように、ピクニックランチボックスが配られ、各ボックスにはシャンパンだけでなく、グッドウッド養蜂場で採れたロールス・ロイス製蜂蜜が1瓶ずつ用意された。
展示されたクルマの1台である、1920年9月に製造されたシルバーゴーストは、ちょうど100歳の誕生日を迎えることとなった。このシルバーゴーストは、シルバーとブラックの2色で仕上げられたHJマリナー社製のオープンドライブリムジンボディを採用。2011年に現在のオーナーによって取得され、それ以来、主に20ゴースト クラブのツアーで1万7000マイル(約2万7000km)以上を走行している。
ロールスロイス・モーターカーズのヘリテージ部門の責任者であるアンドリュー・ボール氏は次のようにコメントしている。
「20ゴーストクラブをここグッドウッドのホームに迎えることができて、いつも嬉しく思っています。現存する最古のロールス・ロイス・カークラブとして、ロールス・ロイス・ファミリーのなかでも特別な存在であり、私たちのユニークな遺産を維持する上で重要な役割を果たしているクラブです。
ロールスロイスが『世界最高のクルマ』という称賛を最初に得たのはシルバーゴーストでしたが、新しいゴーストによって、その称賛を維持し、受け継いでいます。
初期のモデルと最新のモデルを同時に並べてみると、デザインやオーダーメイドの点で、オリジナルがどれほど進歩してきたかを実感することができます。
私たちの新型ゴーストは、創業時の理念である『エフォートレス』『卓越性』『静けさ』を体現した初代のゴーストのDNAを忠実に守り続けています」
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。