トヨタ「タコマ」2021年モデルは約280万円から! アウトドアに特化した特別仕様車も追加

米国トヨタは2020年8月20日、米国で人気の中型ピックアップトラック「タコマ」2021年型の価格と特別仕様車を発表しました。

一生懸命働き、一所懸命遊ぶ

 トヨタ「タコマ」は、米国で15年間連続のベストセラーを記録する中型ピックアップトラックです。

 現行の第3世代となるタコマは、トヨタの伝説的な砂漠レース用トラックに触発されたデザインで、「一生懸命働き、一生懸命遊ぶ」という精神を明確に定義しています。

トヨタ 2021年型「タコマTRD Pro」
トヨタ 2021年型「タコマTRD Pro」

 2021年モデルのタコマは、歩行者検出機能、高速ダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)、車線逸脱警報、自動ハイビームを備えた歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティを含むToyota Safety Sense P(TSS-P)を標準装備。

 すべてのV6モデルには、デュアルゾーンオートエアコンが、TRDスポーツおよびオフロードにはプレミアムリモートサービスを可能にするオーディオと、SR5モデル以降に装備されている応急処置キットが搭載されます。

 また、オフロード仕様の「タコマTRD Pro」は、従来ラインナップされていたボディカラーのアーミーグリーンに代わり、ルナ―ロックを追加。ほかにも、スーパーホワイト、マグネティックグレーメタリック、ミッドナイトブラックメタリックが選択可能です。

 さらに米国トヨタは、アウトドアを愛する人向けに、キャンプ、釣り、ハイキングなどのアウトドアアクティビティをサポートするための追加の収納や、便利さとユニークなスタイリングに重点を置いた、「2021トレイルスペシャルエディション」を発表。

 ベーシックグレードであるSR5をベースに、2WDと4WDが選択可能となっています。

 ボディカラーは、アーミーグリーン、セメント、ミッドナイトブラック、スーパーホワイトを設定。内装には、ブラックのバッジと黄褐色のステッチが施されたブラックベースのシートが採用されました。

 そして、ケブラー オールテレーンタイヤ付きダークグレー16インチTRDオフロードホイールのセットや、タコマ リミテッドのグリルがさらなるカスタムカー的印象を強調します。

 さらに、2020年に追加されたナイトシェードエディションの2021年型も発表。リミテッドグレードをベースに、ダークスモーク18インチアルミホイールや、ブラックの排気チップとフォグライトベゼル、さらには新しくなったダーククロームグリルのインサートデザインが特徴です。

 そんなナイトシェードエディションも、2WDまたは4WDを選択可能。ミッドナイトブラックメタリックまたはマグネティックグレーメタリックのカラーリングで、さらにダークな印象 となっています。

 価格は、2WDモデルが2万6150ドル(約276万円)から、4WDモデルは2万9225ドル(約309万円)から、トレイルスペシャルエディションが3万4005ドル(約359万円)から、ナイトシェードエディションが3万9905ドル(約421万円)からです。

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