アルファ ロメオに「スプリント」復活!! 「ジュリア」は460万円から
「ジュリア」と「ステルヴィオ」の充実した機能と装備とは
ジュリアとステルヴィオの今回の改良のポイントは、高い運動性能や運転の楽しみはそのままに、運転支援システムやインフォテインメント機能の充実、内装の質感向上が図られ、より快適で安全なクルマへと進化した点だ。
●ついに純正ナビも搭載!

インテリアでは、車両の設定やスマートフォンとの連携が可能なConnectシステムに、直感的な操作が可能な8.8インチタッチディスプレイを採用。
また新たにナビゲーションシステムが採用されるなど、機能が大幅に充実している。これに伴い、センターコンソール周りの素材や形状が変更され、インテリアの質感が向上している。充電時にケーブルを必要としないワイヤレスチャージングパッドも備わった。
運転支援システムについては、前走車と一定の車間距離を保ちながら速度を合わせて追従するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に、ハイウェイアシストシステム(HAS)を追加。
HASはシステムが車線中央付近の走行を積極的にサポートしドライバーの負担を軽減、レーンキーピングアシストは車線からはみ出しそうになった際に、ドライバーにグラフィックや音で注意を促し、必要に応じてステアリング補正をおこなうことで安全運転に寄与する。
また、一般道を含む渋滞時においてドライバーの負荷を軽減するトラフィックジャムアシスト(TJA)や、一般道ならびに高速道路で道路標識を認識し、メーター内に表示するトラフィックサインレコグニション(TSR)に加え、TSRが検知した制限速度に応じてACCの速度設定を素早く切り替えられるインテリジェントスピードコントロール(ISC)など先進的な運転支援機能が備わるようになった(ただし、運転支援システムの一部は、ジュリア スプリントには装備されない)。
さらにミラーの死角にある並走車を認識し、ミラー内の警告ランプによりドライバーに注意を促すだけでなく危険な車線変更に対してステアリング補正をおこなうアクティブブラインドスポットアシストや、ドライバーの注意力の低下を検知するドライバーアテンションアラートも搭載される。
ステルヴィオだけに関していうと、車両に触れることなくリアバンパー下部へ足でジェスチャーをおこなうことにより開閉可能なハンズフリーテールゲートが採用され、ステルヴィオ・クアドリフォリオには、サンルーフが標準装備された。
足回りでは、路面からの入力に応じて減衰力を最適化するFSDショックアブソーバーを新たに採用。また、グレードにより新デザインの18インチから20インチまでのアルミホイールが装着されることになった。
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ジュリアで気になるのは、アルファ ロメオ創立110周年を記念して復活した「ジュリアGTA」と「ジュリアGTA-m」であろう。日本への割当台数は不明だが、2021年には日本導入が決定している。
また、アルファ ロメオ初となるEVモデル「トナーレ」は、2022年に日本導入が予定されている。
Writer: VAGUE編集部
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