キャンピングカー人気が急上昇! コロナ禍の新しいお出かけスタイル
日本最大級のキャンピングカーのレンタル事業「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(Japan C.R.C.)」を運営するキャンピングカー株式会社が、2020年8月のキャンピングカーレンタル売上が、2019年8月に対し110%まで増加したと発表しました。
コロナ禍でキャンピングカーレンタルが好調に推移
日本最大級のキャンピングカーのレンタル事業を展開するキャンピングカー株式会社が、2020年8月のキャンピングカーレンタル売上が昨年比110%を達成したと発表しました。
同社では、2019年の売り上げの約20%をインバウンド利用者が占めていましたが、2020年には新型コロナウイルスの影響によって約4%(4月以降は0%)まで大幅に減少したといいます。
一方で、国内のレンタル需要は緊急事態宣言解除後の5月末から急上昇しており、2020年8月14日時点で前年8月のキャンピングカーレンタル売上を上回る110%まで増加。
また、コロナ禍により利用傾向にも変化が起きており、前年8月では利用日数が平均4泊5日でしたが、3泊4日と短めの利用が増加傾向にあります。
利用人数も3密を避けるためか、平均5人から4人へと減っており、友人との利用に比べて家族での利用割合が増えています。
さらに都道府県内在住の利用者も前年に比べ、東京では65%から85%、大阪では65%から84%と増加しており、他県から公共交通機関を利用して現地でレンタルをする割合が減少しています。
利用範囲も、近隣県までにとどめる利用者が半数以上を占める結果となりました。
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新型コロナウイルスの感染者が増加するなか、政府が推進する経済政策「Go To トラベルキャンペーン」など、県外への移動が問題となっていますが、キャンピングカーレンタル需要が増えていることを考えると、感染対策への意識の高さが伺えます。
まだまだ終息が見えないコロナ禍のなかでは、こういった新しい旅行のスタイルが求められているようです。
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