BMW、「M3」に初めてツーリングの設定を発表!「M3ツーリング」開発開始
ドイツBMW M社は2020年8月12日、新型「M3ツーリング」が走行テストを開始したことを発表した。
M3セダン、M4クーペ、M4コンバーチブルに続く第4のモデル
ドイツBMW M社(BMW M GmbH)は2020年8月12日、新型「M3ツーリング」が走行テストを開始したことを発表した。

新型M3セダン、および新型M4クーペは、2020年9月にワールドプレミアを迎える予定で、さらに2021年には新型M3コンバーチブルが登場する予定となっているが、BMW Mのプレミアムミドルレンジモデルに、M3ツーリングという新たなモデルが誕生することが今回初めて発表されたことになる。
これまでM特有のパフォーマンスと広いスペースを持つツーリングモデルの組み合わせは、BMW「M5」専用だった。1992年には2代目M5に、2007年には4代目のM5に「M5ツーリング」が追加されている。
BMW Mの開発者がこのコンセプトをM3に移植するアイデアは、今回がはじめてではない。ちょうど20年前の2000年、第3世代のM3をベースにしたプロトタイプが登場している。ただし今回の第6世代M3はテストモデルではなく、市販されるものになる。
ボンネット下に収まる3リッター直列6気筒ツインターボ「Mツインパワーターボ」と、5ドアでフレキシブルな荷室を持つツーリングの組み合わせは、ファンが待ち望んでいたもの。M3セダン、M4クーペ、M4コンバーチブルに続く第4のモデルであるM3ツーリングは、レース志向のパフォーマンスと日常性を兼ね備えている。
現在、初代となるM3ツーリングは約2年におよぶ開発の初期段階にあるという。その他すべてのMモデルと同様、M3ツーリングの集中的なテストとチューニングプロセスは、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)でおこなわれる。
Writer: VAGUE編集部
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