スカイラインGT-Rには美が宿っている!? ジャンル別で見る美しいサイドビューの車5選
クルマの第一印象を決める重要な要素のひとつに、フロントフェイスがあります。いわゆるクルマの顔にあたりますが、クルマ全体の美しさやカッコ良さは、横から見たサイドビューが重要です。そこで、美しいサイドビューのクルマをジャンル別に5車種ピックアップして紹介します。
横から見ると美しさが際立つクルマとは!?
クルマの販売台数を左右する重要な要素のひとつが、外観のデザインです。なかでも第一印象はクルマの顔であるフロントフェイスで決まるのではないでしょうか。
一方で、クルマ全体の佇まいを決める要素といえば、真横から見たサイドビューが重要です。近年は流麗なフォルムのクルマが増えており、美しいと思えるようなモデルが数多くありますが、ひと昔前のクルマでも負けていません。
そこで、各ジャンルの美しいサイドビューのクルマを、新旧おりまぜて5車種ピックアップして紹介します。
●セダン:マツダ「マツダ6」
2002年にマツダはミドルクラスモデル「カペラ」シリーズの後継として初代「アテンザ」を発売。2012年に登場した3代目は、それまでのイメージを一新するデザインテーマの「魂動デザイン」の採用と、新世代技術の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用したマツダのフラッグシップモデルとなりました。
そして、2019年8月からはグローバルで車名を統一して、アテンザから「マツダ6」に改名。
ボディバリエーションはセダンとステーションワゴンで、ボディサイズは全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mm(セダン)とフラッグシップらしい堂々とした風格があります。
外観はまさに「流麗」という言葉がぴったりの美しいラインが際立つフォルムで、複雑な曲面を組み合わせたグラマラスなシルエットが特徴です。
搭載するエンジンは、最高出力156馬力の2リッター直列4気筒自然吸気、190馬力の2.5リッター直列4気筒自然吸気、230馬力の2.5リッター直列4気筒ターボ、そして190馬力を発揮する2.2リッター直列4気筒ターボディーゼルと、バラエティ豊かで、さまざまなニーズに対応。
さらに、ディーゼル車には6速MTが用意されるなど、同クラスのセダンとしては非常にレアな存在です。
●ステーションワゴン:ボルボ「V60」
2010年にボルボ「S60」のワゴンモデルとして登場した初代「V60」は、クーペのような流麗なフォルムを持つステーションワゴンとして話題となりました。
そして、2018年に発売された2代目では力強さのあるフロントフェイスに、低く伸びやかなデザインが、美しいと評されています。
「トールハンマー型」LEDデイタイム・ランニング・ライトや、リアゲートに回り込むような造形のテールライトなど、近年のボルボを象徴するデザインを随所に採用。
国内仕様のV60に搭載されるパワーユニットは「T5シリーズ」に最高出力254馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジン。「T6 Twin Engine AWD」シリーズは253馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに、最高出力34kW(前)/65kW(後)モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムです。
トップグレードの「T8 Twin Engine AWD」は最高出力318馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに、T6 Twin Engine AWDと同じモーターを組み合わせた、プラグインハイブリッドシステムで、各モデルともスポーティさと経済性を両立。
なお、V60と同セグメントのシリーズとして、セダンの「S60」、SUVテイストの「V60クロスカントリー」がラインナップされています。
●SUV:ランドローバー「レンジローバーヴェラール」
かつて質実剛健なクロスカントリー4WD車を数多く輩出してきたランドローバーは、現在、プレミアムSUVの代表的なメーカーになりました。
そのランドローバーがラインナップする「レンジローバー」シリーズのなかでも「レンジローバーヴェラール」はミドルレンジSUVとして2017年にデビュー。
外観のイメージはレンジローバーに準じていますが、キャビンを上から圧縮したような明らかに低いフォルムとなっています。
実際に、フラッグシップの「レンジローバー」の全高が1865mm、「レンジローバースポーツ」が同1800mmに対し、レンジローバーヴェラールは1685mmと、低さが際立っており、SUVよりもステーションワゴンに近いスタイリングです。
エンジンは2リッター直列4気筒ディーゼル、2リッター直列4気筒ガソリン、同マイルドハイブリッド、3リッターV型6気筒ガソリン、そして最高峰に位置するのが最高出力550馬力を誇る5リッターV型8気筒スーパーチャージャーで、トータル5種類のパワーユニットを設定。
また、ランドローバーもモデルに共通するコンセプトとしては、プレミアムSUVでありながらもオフロード性能を追求しているところで、レンジローバーヴェラールも例外ではなく、最大渡河水深650mm(電子制御サスペンション搭載車)と、タイヤが完全に水に浸かるくらいまでの水深でも走れることをアピールしています。
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