超ド派手な成金ホイール!? 金×龍は4本290万円! 常識外れのカスタム事情

アメリカン・ラグジュアリーなホイールも存在!?

●現代風アメリカン・ラグジュアリー・ホイール!

 かつて戦前から戦後にかけて、ワイヤースポークを用いたワイヤースポークホイールがレーシングカーやスポーツカーなどで用いられていた時代がありました。

 ワイヤースポークホイールには、軽量かつ高剛性という特徴のほか、ワイヤースポーク自体がしなることでサスペンションの機能を補完するという効果がありました。

 現代ではより軽量かつ高剛性のアルミホイールが登場したことや、サスペンション自体の機能が向上したことで新車に採用されることは皆無ですが、そのデザイン性から旧車ファンを中心に根強い人気があります。

 リムズブック社の「タービンワイヤーホイール」シリーズは、そんなワイヤースポークホイールを現代風に解釈し直しています。

 主にキャデラックやリンカーンの高級SUV向けに開発されており、中心部となるハブ部分には、キャデラックもしくはリンカーンのロゴが入った専用のノック・オフ・キャップでキャリパーと装着します。

 最大の特徴であるスポークは、72本のワイヤーから構成されています。それぞれのスポークとリムはボルトで接合されているため、強度もじゅうぶんに保たれています。

 また、このホイール最大の特徴は、全体が24金でメッキされていることです。サイズはおもに旧車系カスタム用の小径13インチから15インチに加えて、大径の17インチから22インチまで段階的に用意されています。

 金ピカのホイールは、まさに「アメリカン・ラグジュアリー」といった感じですが、4本で1万3120ドル(約140万円)と価格もまたド派手です。

ワイヤースポークを張り巡らせた「タービンワイヤーホイール」
ワイヤースポークを張り巡らせた「タービンワイヤーホイール」

 ホイール交換はドレスアップの定番ですが、その一方で、社外品のホイールへの交換は専門的な知識や技術が必要不可欠であり、また粗悪品を装着してしまうと安全性や走行性能が低下するおそれがあります。

 また、日本で走行するためには日本の保安基準に適合したホイールである必要があります。今回紹介したリムズブック社の製品も、原則としてアメリカ内での使用を前提としているため、日本での使用には注意が必要です。

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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