クルマに折りたたみ自転車が今流! 「ブロンプトン」で広がる新生活

 新型コロナウイルスの影響で、人々の移動の手段も変わりつつある。そこで見直されているのが、電車などソーシャルディスタンスが確保しづらい移動手段ではなく、パーソナルな空間を確保できるクルマと、健康にもよい自転車である。  VAGUEでは、そのふたつを組み合わせることで、休日の行動範囲を格段に広げられる提案をしよう。

ブロンプトンをクルマに積んで出かけよう!

 今年の夏休みは、電車や空の旅もいいが三密を避ける意味でも、クルマ旅というのはいかがだろう。

 折りたたみ自転車を積んで出かければ、旅先での自由度も上がる。カスタマイズも楽しい「ブロンプトン」なら、旅のいい相棒になってくれるに違いない。

●折りたたみ自転車ブロンプトンの魅力とは

折りたたみ自転車「ブロンプトン」をクルマのラゲッジに積載すれば、旅先や出先での行動半径が格段に広がる
折りたたみ自転車「ブロンプトン」をクルマのラゲッジに積載すれば、旅先や出先での行動半径が格段に広がる

 1975年にブロンプトン通りを見下ろす創業者アンドリュー・リッチー氏の自宅で設計がスタートした「ブロンプトン」は、現在もロンドンの自社工場で熟練した職人たちによる手作業で作られている。

 1995年には、英国王室から優れた国内製品にのみ与えられる「QUEENS AWARD」が、2009年には、20年以上にわたり英国産業界に顕著に貢献してきたことが認められバッキンガム宮殿において、「プリンス・フィリップ・デザイナー賞」が贈られている。

 ブロンプトンの最大の特徴は、なんといってもその折りたたみ性能だ。慣れれば、10数秒で組み立て・折り畳みが可能。

 折りたためば、約3分の1サイズになり駅の大型ロッカーに収納できるコンパクトさも魅力だ。16インチの小径車でありながら、走行性能を損なわない設計で軽快な走りが楽しめる。

 ブロンプトンでは、自分のニーズに合わせてモデルを選ぶことができ、よりライフスタイルにフィットしてくれる。

 まず、ライディングポジションに応じて2種類のハンドルタイプがある。低めでスポーティなSタイプとオールラウンダーでクラシックなMタイプだ。

 変速ギアは軽量でシンプルな2速、ワイドレンジで登りも余裕の3速と6速の3種類から選ぶことができる。

 カラーは、スタンダードの7種類のほか、ラッカー仕上げやメタリック仕上げもオーダー可能。悪天候に対応できるマッドガードも装備され、さらにリアキャリアを装備したモデルもある。

 ニーズに合わせてモデルを選べるのはうれしいが、選択肢が多くなかなか選べないという悩みもある。まあ、それも楽しみのひとつだろう。

●街中の買い物もアドベンチャーライドにも便利なラゲッジシステム

 現在、地球上の半分以上の人々が都市部に住んでいるといわれていて、国連によるとその数は2050年までに、さらに3分の2ほど増加すると予測されている。

「MADE FOR CITIES」と掲げているブロンプトンは、電車通勤を敬遠して自転車通勤にしようと考えている人にもおすすめだ。折りたためるので、急遽予定が変われば、ロッカーに預けられるし、輪行バックに入れれば電車に持ち込むこともできる。

 また、ワンタッチで装着できるラゲッジシステムもあり、ビジネスシーンでも活躍してくれる。自転車といえばバックパックと思いがちだが、これなら通勤だけでなく、ショッピングや週末の旅などにもよさそうだ。

 手軽に折りたためる自転車がこれほど便利だったと改めて感じさせてくれるブロンプトン。今年の夏は、愛車にブロンプトンを積んで旅先で家族や仲間とポタリングを楽しむのはいかがだろう。

 クルマ移動では気づかなかった景色を楽しめ、新たな出会いもあるかもしれない。旅行とまでいかなくても、週末のちょっとした遠出にも、クルマのラゲッジにブロンプトンを積んでおけば、いい相棒になってくれるに違いない。

ワンタッチで装着できるラゲッジシステムもあり、買い物などにも重宝しそうだ
ワンタッチで装着できるラゲッジシステムもあり、買い物などにも重宝しそうだ

・ブロンプトンM6L
価格(消費税込):20万9000円〜
変速段数:6段
重量:11.8kg
ホイール:16インチ

・メッセンジャーバッグ23Lブラック
価格:2万8600円
フレーム:着脱式フレーム
容量:23L
サイズ:W400×H300×D150mm

問:ミズタニ自転車(株)
http://www.mizutanibike.co.jp/brand/brompton/

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