地震の後は自動車盗難や車上荒らしが増加!? とくに気をつけるべき地域とは

セキュリティの誤報を無くすことは可能なのか

 せっかく取り付けたカーセキュリティも、誤報を恐れてシステムをOFFにしているときに盗まれてしまっては元も子もありません。

誤報を恐れてセキュリティシステムを切ってしまうユーザーもいるという(写真はイメージ)
誤報を恐れてセキュリティシステムを切ってしまうユーザーもいるという(写真はイメージ)

 誤報を無くすことはできるのでしょうか。前出の撹上さんに聞きました。

「誤報の無いカーセキュリティを選ぶには、日本の住宅事情や盗難事情を熟知した国産のカーセキュリティをオススメします。

 そして大事なことは、セキュリティシステムをしっかりと取り付けてくれるお店を選ぶことでしょう。同じ製品を取り付けても、お店によって防犯性能は変わってしまいます。

 機種の感度調整により反応は変わりますが海外の有名ブランドの製品のなかには震度4で『ポーッ!』という音(威嚇音)を鳴らしてしまったものもあります。

 地震で誤報にならない対策としては『センサーバイパス』(センサーのみ休ませる)の使用をお勧めします。

 ある程度の機種ならついている機能で、このモードにするとドア開、トランク開、ボンネット開、イグニッションON以外無反応に出来ます。

 カーセキュリティは誤報の無いものを選べば、何処でも安心してセキュリティをセットできます」

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 そしてもうひとつ、豪雨や台風の襲来が増えるこれからの時期も自動車盗難が増えるといますが、どんな理由でしょうか。

 夏に向かうこれからの時期、ゲリラ豪雨や台風の襲来も増えてきます。とくに、台風のときには風による振動でセキュリティの誤報アラームが増えてしまい、アラームを切ってしまう人が増えるのです。

 その結果、地震と同じ理由で自動車盗難が増大してしまうというわけです。

 また、台風や豪雨のときは外出する人が少なく、家にこもる人が圧倒的に多くなります。

 自動車盗難の現場は発見されにくく、さらに雨や風の音が大きいので外の音にも気づきにくい状況となり、盗む際の音や、エンジン音や排気音なども雨風の音にかき消されてしまうので、窃盗団にとっては絶好のチャンスとなるのです。

 狙いを定めたら、どんな手段を使ってでも盗んでいく窃盗団によって盗まれたクルマの多くは、近隣にあるヤードで解体され、部品として海外に輸出されています。

 海外の販売サイトなどで発見されたとしても、オーナーの手元に戻ってくることはほとんどゼロです。

 豪雨や台風が増えるこれからの時期、セキュリティシステムの有無に関わらず、愛車が盗まれる危険性を十分に認識しておきましょう。

 防犯対策を強化するのはもちろんですが、盗まれたときのためにエンジン番号やミッション番号を記録しておくこともお勧めします。

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Writer: 加藤久美子

山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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