ジムニー5ドア化再浮上? ジプシーの後継モデル? インド工場で生産の可能性
ジムニーの5ドアはインドでデビュー?
ちなみに、グジャラード工場で生産される通常のジムニーシエラは、インド国内では販売されないといわれています。インドでは元々、マルチスズキが「ジプシー」という先々代ジムニーの派生型を長く販売していました。
ジプシーはSJ413というロングホイールべースモデルをベースにした、多人数乗車が主眼のクルマです。8人乗りなのですが、今でも警察や軍が公用車として使っています。
しかし、設計が何十年も前であるため、モータリゼーションが進んでいるインドでは見劣りするようになってきました。
そこで2021年から2022年を目処に、新たにジムニーシエラの5ドアモデルをインド国内向けに生産する予定だと国内メディアは伝えています。
当初は2020年11月から生産が開始される予定だったようですが、コロナの影響によってスケジュールに遅れが出ているようです。
ジムニーシエラロング、いわゆる新型ジプシーは、全幅と全高はシエラと同様ですが、全長は4m以内に収められるようです。
というのも、インドは購入時の物品税(日本の消費税)が、4mを境に大きく変わるからです。乗車定員ですが、形状から考えると荷室に折り畳み式の対面シートを備えることで、7名乗車とするのが妥当なところです。
現地メディアではスパイショットとおぼしき写真(CGの可能性も)を掲載していますが、もしこれが本当だとすれば、ストレッチしたリムジンのようなスタイリングです。
5ドアというとその悪路走破性を疑問視するユーザーが多いと思いますが、ジープ「ラングラー・アンリミテッド」の例を考えると必ずしも悪いとはいい切れません。
残念ながら、現状では日本導入の予定は皆無のようですが、インドで発売されれば、先代ジプシー同様に並行輸入で販売する店が出てくるかもしれません。ジムニーファンとしては、2020年の発表が待ち遠しいところです。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
角張ったデザイン、シンプルでコンパクトな車体に魅力を感じる。
奇跡の即日購入納車2週間、ジムニーJB64G黒、1年落ち中古ですが走行距離2.300km
新車同様です。
速攻で3インチアップ、MTヨコハマオープンカントリー225、電子制御解除システムVSCC設置,
フォグランプ(黄)ヘッドライトLSD交換カスタムしました。
現在ラダーとルーフキャリア注文中、今後ウィンチ設置予定です。