F1日本グランプリ 2020年度の中止が正式決定 新型コロナの影響を受けて
新型コロナウイルスの影響を受け、2020年のF1日本グランプリが、中止となることが決定されました。
国際的な移動の見通しが立たないことから中止が決定
鈴鹿サーキットは2020年6月12日に、同年10月9日から11日に開催予定となっていた「2020 FIA F1世界選手権シリーズ ピレリ 日本グランプリレース」について、開催を中止することを発表しました。
中止という判断に至るまでに、国内外における新型コロナウイルスの感染拡大状況や各地域での防止対策などを踏まえて、検討を重ねてきたものの、現段階で海外からの渡航に関する規制解除の見通しが立っていない社会状況や、国際的に大規模な移動を伴うイベントの特性を鑑みて、決定されたといいます。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長は、次のようにコメントします。
「F1日本グランプリについて、開催を目指して準備を進めておりましたが、国内外における今後の状況変化や、渡航規制の解除が見通せない状況のなか、安心・安全な環境で開催するための準備期間も考慮し、やむなく中止の判断をいたしました。
2021年の日本グランプリをより一層お楽しみいただけるよう、準備を進めてまいります。ご来場を楽しみにされていたファンの皆様、関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」
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