輸入車ナンバーワンブランド「ミニ」。いま一番人気のボディタイプは?
現行型は5つのボディタイプ そのなかの一番人気は?
2013年には現行の3代目がデビュー。現在は「ミニ・3ドア」と「ミニ・5ドア」、それに「ミニ・コンバーチブル」と「ミニ・クラブマン」、「ミニ・クロスオーバー」と5つのボディラインアップになっている。
そのほか、プラグインハイブリッド(PHEV)の「ミニ・ELECTRIC(ミニ・E)」をクロスオーバーに用意。スペシャルモデルのジョン・クーパー・ワークス(JCW)は、ミニ・5ドア以外のボディに用意されている。
ちなみに3ドアと5ドアモデルは、この3代目から3ナンバーサイズとなった。以前のクラシックミニと比べると、ボディサイズの変わりように驚くばかりだ。だが、居住性にゆとりが生まれるのはユーザーにとって歓迎すべきことだろう。
ミニ・クラブマンとミニ・クロスオーバーはいずれも5ドアではあるが、ミニ・クラブマンは従来から好評の観音開きのバックドアを踏襲し、ワゴンモデルのように荷室へ荷物を積み下ろしするユーザーを想定。
ミニ・クロスオーバーも先代ではBMWミニシリーズとして初となる4輪駆動(ALL4)を採用。コンパクトSUVという位置づけで、それぞれキャラクターを際立たせている。
搭載するエンジンだが、新たに採用した排気量1.5リッター/1.5リッターターボ直列3気筒に、2リッター/2リッターディーゼルターボ/2リッターターボの直4エンジンと、豊富にラインアップ。JCWは2リッター直列4気筒ターボではあるが、ボディタイプ別に出力が異なっており、ミニ・3ドアとミニ・コンバーチブルでは231ps、ミニ・クラブマンとミニ・クロスオーバーでは306psとなっている。もちろん特別なモデルだけあり、内外装にも特別な装備が採用されている。
ビー・エム・ダブリュに現行MINIの売れ筋のボディタイプを聞いてみた。
「ボディタイプ別の人気順でいうと、1番人気がミニ・5ドアで、次がミニ・3ドア、ミニ・クラブマン、そしてミニ・クロスオーバー、ミニ・コンバーチブルと続きます」とBMW広報はこうコメントした。
やはり、4名以上の乗車はもちろん、普段の買い物でも気軽に使えるミニ・5ドアが人気なのと、往年のクラシック・ミニ時代から現代まで連綿と続くデザインのミニ・3ドアに人気が集中しているようだ。
続いてミニ・クラブマンが人気だが、これは後部座席の居住性や荷室への積み込みの良さで根強い人気を誇っているという。
エンジンの人気はどうか。ガソリンとディーゼルどちらが人気なのかを聞くと「4割のオーナーがディーゼルを選んでいます」(同)とのこと。こちらはガソリン車より30%も優れた燃費効率を実現したクリーンディーゼルということと、走りも優れたエンジンということで、販売面でも貢献しているという。
ちなみに2020年5月から、ディーゼルモデルの車両価格の値下げが発表されている。今後もディーゼルモデルの人気に拍車がかかりそうだ。
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