日産新型「ルークス」は普通車に迫る存在感!? 軽王者「N-BOX」にどこまで迫るか
衝突被害軽減ブレーキを全車標準装備! 安全装備充実の2台
両車のエンジンスペックも比較してみます。
N-BOXに搭載されるエンジンは660ccの自然吸気/ターボの2種類です。トランスミッションはCVTで、駆動方式は2WD/4WDの2種類。燃費(WLTCモード)はもっともカタログ値のよい2WDの自然吸気仕様で21.8km/Lです。
一方、ルークスに搭載されるエンジンも660ccの自然吸気/ターボの2種類ですが、こちらはマイルドハイブリッドが搭載されていることが特徴です。充電したエネルギーは補助動力として用いられます。
トランスミッションはCVTで、駆動方式はN-BOXと同じく2WD/4WDの2種類が用意されます。燃費(WLTCモード)はもっともカタログ値のよい2WDの自然吸気仕様で20.8km/Lです。
次に、両モデルの安全性能を見比べてみましょう。
N-BOXにはホンダの予防安全技術がパッケージされた「ホンダセンシング」が全車標準装備されており、衝突被害軽減ブレーキや誤発信抑制機能など、10種類の安全支援機能によってドライバーをサポートしてくれます。
対してルークスには、衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、2台前を走るクルマの状況を検知する軽初の「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」などが全車標準装備されています。
また、同社のミニバン「セレナ」や、SUV「エクストレイル」にも搭載される先進装備として、高速道路でのドライバーのストレスを軽減する「プロパイロット」をタイプ別設定していることも特徴となります。
最後に両車の車両本体価格(消費税込)を比較すると、N-BOXは141万1300円から212万9600円となっています。そしてルークスは141万5700円からから206万6900円です。
両車ともに高い基本性能を持ちますが、後席のシートアレンジや助手席のロングスライドなど内装の機能が特徴的なN-BOXと、インテリジェント FCWやプロパイロットといった特徴的な先進装備を備えているルークス、という違いがあるといえるでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。