ちょっとやり過ぎな車名じゃない!? 名前がスゴすぎる車5選
「宇宙」という壮大すぎる車名のモデルとは!?
●マツダ「コスモ」
宇宙を意味する「Cosmo」は、1960年代から1970年代にかけて、人類が他の天体に降り立つ「NASA(アメリカ航空宇宙局)」の「アポロ計画」による有人月面着陸成功によって、日本人にも広く馴染みのある言葉となりました、
この「コスモ」の名前を使ったクルマが、マツダが世界初の量産ロータリーエンジン搭載車として1967年に発売した「コスモスポーツ」です。
ロータリーエンジンの小型・軽量・高出力をアピールするために、当時の日本車の水準を大きく超えた「宇宙船」をイメージさせる斬新なスポーツカーとしてデザインされ、まさにこの単語にふさわしいクルマでした。
2代目以降はラグジュアリー路線となり、4代目のユーノス「コスモ」では、世界で唯一の量産3ローターエンジンを搭載する「贅の極み」ともいえる2ドアクーペとして1990年に発売。
しかし、景気の悪化に伴う販売台数の低迷により1996年に販売を終了し、コスモの名は消滅しました。
●トヨタ「タンク」
「Tank」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、ガソリンを入れる燃料タンクや「タンクローリー」です。また、市街地では都市ガスの安定供給に使用される「ガスホルダー」と呼ばれる巨大な丸いタンクを想像する人もいるかもしれません。
それら液体や気体を保存したり、運搬したりするタンクを車名としたクルマがトヨタ「タンク」です。
ダイハツ「トール」のOEM車として2016年に発売されたトールワゴンのタンクは、1リッタークラスとしてはたくさんの物を積める空間を持ち、幅広いバックドア開口部と低い荷室フロア高で荷物の積み降ろしにも配慮されたモデルです。
トヨタはタンクの由来を「沢山ものが入る・積める空間を表現」と説明していますが、海外ならばタンクは戦車という意味もあるので、戦闘車両と勘違いされるかもしれません。
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最後に紹介したタンクのように、海外では異なるイメージで捉えられてしまうケースもあります。
一方、海外では和風な名が付けられたモデルもあり、たとえばスズキ「ジムニー」は「サムライ」、三菱「パジェロ」は「ショーグン」、日産「サニー」は「ツル」と命名されて販売されました。
日本人からするとなぜ? と思ってしまいますが、逆に海外の人が日本で売られているモデルの名前を聞いて違和感を覚えることもあるようです。
いつもはほぼ肯定的に記事を読ませて頂いていますが今回はがっかりです。愛車に思い入れのあるオーナー、ネーミングしたメーカー、それぞれの思いを踏みにじる記事です。きっとこの記事を書いたライターの方は時代のバックグランドなど取材せずに書いたものと思います。稀に見る三流記事でした。
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