ダイハツ新型「タフト」は135万円から!? 真の強敵ジムニーとの違いとは
気になるタフトの価格はハスラー並?
構造を見ても、それが窺い知れます。タフトは最低地上高190mmというスペックを持っています。一般的には4WDの方が最低地上高が低いケースが多いのですが、同車は両駆動方式とも同じ数値。ちなみにハスラーもフルモデルチェンジ時に、同じ数値に揃えてきましたが、180mmというクリアランスです。
タフトはそれよりも10mmも上げているのです。たかが1cmと思うかもしれませんが、悪路においては大きなクリアランスです。ちなみにジムニーの205mmには及びませんが、使用シーンを比較的整備された未舗装路と考えるなら、十分な数値ではないでしょうか。
さらにオフロード4WDではなかなか実現が難しい、大開口のガラスルーフもタフトのアドバンテージです。フロント、サイドの大きな窓に加えて、「スカイフィールトップ」と呼ばれるガラスルーフは、フィールドでの開放感をさらなるものにしてくれるはずです。

ちなみに、ダイハツの販売店に現状での人気色を聞いたところ、「レイクブルーメタリック」「フォレストカーキメタリック」、そして「ブラックマイカメタリック」の3色。アースカラーが2色入っているところなども、ジムニーやハスラーの市場と被っています。
グレードは3つで、廉価版の「X」、中級グレードの「G」、そしてターボエンジンを搭載した「Gターボ」となるようです。
気になる価格ですが、廉価グレードのXで約135万円、Gは150万円弱、Gターボは約160万円(いずれも2WDで、4WDは+12万円高ほど)のようですので、ほぼハスラーと同じ価格帯といえます。
発表日は6月1日ということですが、すでに販売店で先行予約が始まっています。5月31日までに先行予約をして、さらに6月21日までに成約すると、4つのコースから選べる景品をもらえるキャンペーンが実施されています。
実車が店頭に並ぶのは6月10日以降のようですが、すでに販売店でパンフレットも配布しているようなので、気になる人はチェックしてみてください。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。














































