いまが狙い目!? 1000万円台で手に入れるベントレー5選

生産台数100台以下のベントレーは、コレクションとしても満足度高し!

 コレクターズアイテムともいえるネオ・クラッシック・ベントレーの出品はまだまだ続く。次に紹介するのは、2002年に34台のみが生産された、「コンチネンタルR」ベースのル・マン・シリーズだ。

●コンチネンタルR ル・マン・シリーズ(2002年):1667万円

ベントレー・コンチネンタルR ル・マン・シリーズ(2002年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's
ベントレー・コンチネンタルR ル・マン・シリーズ(2002年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 コンチネンタルR ル・マン・シリーズは、ベントレーが長年の沈黙を破り、伝統のル・マン24時間レースに戻ってきたことを記念した特別仕様車。ル・マン・レーシング・グリーンのエクステリア・カラーを基本に、インテリアでも同色をアクセントカラーに使用。Aピラーの3クオーターパネルには、特別な限定車であることを物語るプレートもフィットされている。

 エクステリアではほかに、4本出しのエグゾーストやワイドフェンダー、それに対応した5スポークのホイールなどが特徴だ。走行距離はわずか5250マイル(約8400km)。落札価格は15万6800ドル(約1668万円)となった。

●コンチネンタルR ミレニアム・エディション(2000年):1258万円

ベントレー・コンチネンタルR ミレニアム・エディション(2000年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's
ベントレー・コンチネンタルR ミレニアム・エディション(2000年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 2000年のコンチネンタルRをベースとしたミレニアム・エディションは、そのネーミングが物語るとおり、2000年に来るべき21世紀を記念して製作されたモデルだ。ベースはコンチネンタルRのマリナーがベースだが、注目すべきは、わずかに10台というその生産台数である。

 1999年のジュネーブ・ショーで発表された時には、久々にロールスロイスとボディを共用しないモデルとしても注目を受けたことが記憶に新しい。

 搭載エンジンは最高出力420psにまで強化されたアップグレード版だ。こちらは、11万7600ドル(約1258万円)というプライスで落札された。

●アズール/アルナージT・ファイナルシリーズ(2009年):1078万円/1318万円

ベントレー・アズール(2009年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's
ベントレー・アズール(2009年)(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 2009年の「アズール」と、同年の「アルナージT・ファイナルシリーズ」も、ベントレー・ファンの人気を集めたモデルだった。アズールはいうまでもなく、フェイスリフト版のアズールをベースとしたオープンモデル。その優雅な佇まいと450psの最高出力から、0-100km/h加速を5.6秒でこなす運動性能の高さで人気を誇ったモデルだ。

 スタイルに古さをまったく感じさせない、素晴らしくエレガントなオープンモデルは、今回のオークションでは10万800ドル(約1078万円)で落札された。

 2009年に製作されたアルナージTのファイナルシリーズは、2008年にアルナージの生産中止の発表を受けて企画された特別仕様車だ。

 20インチのホイールやフロントグリル、フロントウイングベント、ツインエグゾーストなどがベースのアルナージTからの変更点となる。RMサザビーズによると、ベントレーは150台の生産を計画するも、実際には96台でその生産は終了したとのことだ。

 落札価格は12万3200ドル(約1318万円)という結果だった。ネオ・クラッシック、そしてヤング・タイマーとも呼ばれるベントレー。それはこれからさらに人気が高まりそうな印象を受けた。

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1件のコメント

  1.  歴史の闇に葬られた車、BMW製4.4Lエンジンを搭載した初代アルナージがどうなるか気になります。

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