「MINI」が4年度連続輸入車ナンバーワン! 2019年度の輸入車登録台数ベスト20発表
日本自動車輸入組合(JAIA)は2020年4月6日、2019年度(2019年4月から2020年3月)における外国メーカー車の輸入車新規登録台数を発表した。
外国メーカー車の新規登録台数は前年度にくらべて5.1%減少
日本自動車輸入組合(JAIA)は2020年4月6日、2019年度(2019年4月から2020年3月)における外国メーカー車の輸入車新規登録台数を発表した。
それによると、2019年度の外国メーカーの新規登録台数(乗用車、貨物車、バス含む)は29万2109台。前年度の2018年度は30万7682台から比較すると94.9%とマイナス5.1ポイントなった。
日本メーカー車の輸入新規登録台数は4万7315台で前年度比で84.9%。輸入車総計だと33万9424台で前年度比93.4%と、マイナス6.6ポイントとなった
ブランド別に見てみると、1位のメルセデス・ベンツが6万4569台(前年度比96.4%)、2位フォルクスワーゲンが4万5540台(同87.5%)、3位BMWが4万4231台(同86.9%)と、トップ3がいずれも前年度を下まわっている。
注目のブランドでは、7位のボルボが1万8540台(同101.9%)、9位のJeepが1万4186台(同127.8%)、10位のプジョーが1万335台(同103.5%)。ドイツブランドではない輸入車ブランドが前年度比でプラスになっているのが特徴だ。
また13位のポルシェは7694台と前年度比114.0%を記録。またフェラーリは982台(同124.9%)、ランボルギーニは737台(同137.0%)、マクラーレンが336台(同138.8%)と前年度に比べて大幅に伸びている。
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外国メーカー車のモデル別新車登録台数順位は以下のとおり。
●1位:MINI 2万2255台
1位になったのはBMW MINI。MINIは2016年度から4年連続の輸入車ナンバーワンとなる。
MINIは3ドア、5ドア、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーと5つのボディバリエーションがあるが、その総計がこの数字になる。
2019年はMINI生誕60周年だったこともあり、それを記念した限定車の発売などがあった。また2019年10月にはMINIクラブマンのビッグマイナーチェンジをおこなっている。
ただし2019年度の台数は2万2255台と、前年度の2万5793台と比べると86.3%に落ちている。
●2位:フォルクスワーゲン「ゴルフ」1万8416台
2位のフォルクスワーゲン「ゴルフ」は1万8416台と、前年度比93.6%となった。
ゴルフは2015年度まで輸入車ナンバーワンの地位を維持していたが、2016年からMINIにその座を奪われている。
2019年10月25日にはドイツ本国で8世代目の新型「ゴルフVIII」が発表されるなどモデル末期のゴルフだったが、2019年8月に待望のTDI(ディーゼルモデル)がゴルフ・ゴルフヴァリアントに追加設定されるなど、熟成された魅力が評価されたために前年度比93.6%でおさまったともいえる。
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