アウディ「A6」と「A7スポーツバック」に2リッターディーゼル搭載の「40TDIクワトロ」登場

アウディジャパンは、アウディA6とA7スポーツバックに2リッターTDI(ディーゼルターボ)エンジンを搭載するグレード「40 TDI quattro(クワトロ)」を追加発表、2020年4月2日から販売を開始する。

プレミアムEセグメントモデルながらWLTCモード燃費は16.1km/L

 アウディジャパンは2020年4月2日から、アウディA6セダン&アバントとA7スポーツバックに、2リッターディーゼルターボエンジンを搭載した「40 TDIクワトロ」を追加、販売を開始した。

アウディ「A6セダン」(左)「A6アバント」(右) 40 TDIクワトロ
アウディ「A6セダン」(左)「A6アバント」(右) 40 TDIクワトロ

 2018年9月に日本での発売が開始された、2代目となる4ドアクーペ「A7スポーツバック」、そして2019年3月に登場した8代目となる4ドアセダン「A6セダン」と5ドアツーリングワゴン「A6アバント」。

 当初は、340ps&500Nmを発生する3リッターV型6気筒直噴ターボエンジン搭載の「55 TFSIクワトロ」から日本導入を開始したアウディA6とA7スポーツバックだが、2020年1月に、245ps&370Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載した「45 TFSIクワトロ」が追加されている。

 そして今回は、新開発の2リッターディーゼルターボ(TDI)エンジンを搭載するモデル「40 TDIクワトロ」が加わる。

 最新の排出ガス基準に適合したこの2リッターTDIエンジン(EA288 evo型)は、最大出力204ps/3750−4200rpm、最大トルク400Nm/1750−3500rpmを発生。12Vマイルドハイブリッドシステムと協働することで、余裕ある加速感や快適性、そして環境性能を両立している。

 12Vマイルドハイブリッドシステムは60Nmのアシストが可能で、従来の電装系用バッテリーに加えリチウムイオンバッテリーも搭載。これにより、55km/hから160km/hの範囲でエンジンをオフにしたコースティング走行、また22km/h以下でのアイドリングストップを実現するほか、5秒間のエンジンアシスト(最大2kW・60Nm)をおこなう。

 
アウディA6&A7スポーツバック「40 TDI クワトロ」車両本体価格(消費税込)
・A6 40 TDI クワトロ 745万円
・A6 40 TDI クワトロ スポーツ 792万円
・A6アバント 40 TDI クワトロ 781万円
・A6アバント 40 TDI クワトロ スポーツ 828万円
・A7スポーツバック 40 TDI クワトロ 812万円

 A6 40 TDIクワトロのスペックは、全長4940mm×全幅1885mm×全高1450mm、ホイールベースは2925mm。車両重量は1810kgで、WLTCモード燃費は16.1km/Lだ。

 A6アバント 40 TDIクワトロのスペックは、全長4940mm×全幅1885mm×全高1485mm、ホイールベースは2925mm。車両重量は1860kgで、WLTCモード燃費は16.1km/L。

 A7スポーツバック 40 TDIクワトロのスペックは全長4970mm×全幅1910mm×全高1415mm、ホイールベースは2925mm。車両重量は1840kgで、WLTCモード燃費は16.1km/Lとなる。

 なおA6&A7スポーツバック「40 TDI クワトロ」ともに、組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニック(DCT)。すべて右ハンドル仕様で、駆動方式は4WDだ。

アウディA6&A7スポーツバックにディーゼルが追加! 画像でチェック(23枚)

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