ちょ、待てよ! 5m超のエスティマ後継車!? トヨタ「シエナ」がカッコよすぎる
日本市場では、2019年10月をもって生産終了となった「エスティマ」。しかし、海外では継続で販売されているうえに、その後継モデルとなる「シエナ」が販売されているのです。どのようなモデルなのでしょうか。
エスティマより大きい「シエナ」ってどんなクルマ?
2019年で生産終了となったトヨタ「エスティマ」。かつて北米市場でも「プレビア」という車名で販売されていました。その後継モデルとして現在でもラインナップされているのが「シエナ」です。

1997年に初代シエナが登場。現行モデルは、2010年に登場した3代目となり、2018年には外観デザインなどを大幅に変更したマイナーチェンジが実施されました。
シエナのボディサイズは全長約5095mm×全幅約1983mm×全高約1795mmとなり、全長4820mm×全幅約1810mm×全高約1745mmとひと回り大きなサイズ感で、7人乗り/8人乗りが選択可能です。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンと8速ATを組み合わせて最高出力296馬力を誇り、グレードによっては最適なチューニングが施されたスポーツサスペンションが搭載されています。
外観デザインは、それまでフロントバンパーの下部にあった開口部を同社「カムリ」などと同様に大型化。左右のベゼル(フィグライト部分の造形)も近年のトヨタ車に共通する縦型に変更されています。
内装は、ハイテクかつモダンなデザインに仕上がっているほか、ドライバー重視のセンターコンソールによってさまざまな操作が的確におこなえるほか、前席と2列目のルーフにそれぞれ設置されたデュアルサンルーフによってどの席に座っても開放感ある居住性を実現。
また、3列目シートは床下に収納可能で、格納するとフラットなスペースが確保できるため、大量の荷物でも問題なく積載できます。
快適性では、標準のAmazon AlexaおよびApple CarPlayに対応し、3列すべてをカバーする5つのUSBポートを搭載。
安全機能の「トヨタスターセーフティシステム」には、アンチロックブレーキ(ABS)、電子ブレーキ力配分(EBD)、ブレーキアシスト(BA)、車両安定性制御(VSC)、トラクションコントロール(TRAC)などが標準装備されています。
また、2020年モデルのシエナには「ナイトシェイドエディション」を設定。これは、黒を基調としたスポーツメッシュフロントグリル、ドアハンドル、19インチホイール(4WDは18インチ)、スポイラー、ドアミラー、トヨタバッジが追加されたスポーティなモデルで、このエディションでは、4つの外観色が選べ、内装は黒色のみです。
シエナは、北米市場以外に台湾などでも販売されており、台湾では「シエンタ」、エスティマ、シエナ、「アルファード」というミニバンラインナップとなっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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