居眠り運転は違反? 襲いかかる睡魔… 眠気に効く対策5選

もっと気軽に出来る眠気対策とは…

●何かを食べる

 渋滞の予測がつくようであれば、事前にガムやミンティアを購入しておくもの良いでしょう。

 最近は多くの種類の眠気防止ガムやミンティアなどが販売されており、なかには口に入れた瞬間に目が覚めるほどスースーとする商品もあるようです。

 また、トラックなどの長距離ドライバーなどの間では、硬めのせんべいやスナック菓子、スルメなどが良いとされています。これは、顎を動かすことで脳に刺激がいくためといわれているようです。

 ツボやストレッチとは違い運転中も実践できる対策法となるため、クルマに常備しておくものおすすめです。

長距離ドライバーの間では「スルメ」が居眠り防止に役立つといわれている
長距離ドライバーの間では「スルメ」が居眠り防止に役立つといわれている

●息を止める

 運転中でハンドルから手を離せず、ましてストレッチも難しい場合は、息を止めるといった方法があります。

 眠気は、脳に酸素が少なくなった際に起こるとされているため、あえて息を止めることで苦しくなり一気に息を吸い込むことで酸素を取り入れます。

 少し無茶な方法に思われるかもしれませんが、手軽にできるためオススメです。また、窓を開けて新鮮な空気を入れた状態でおこなうとより効果的です。

●耳を引っ張る

 耳には多くのツボが集中しているといわれています。とくに、耳たぶには頭をスッキリさせるツボや眠気を覚ますツボもがあり、実際に効果が体感できる方法として有名です。

 やり方は簡単で、両耳の耳たぶを両手でつまみ、下に向かってゆっくりと引っ張ります。約3秒引っ張った後でパッと指を放します。下だけではなく左右に引っ張ることも有効的とされています。

 これを数回繰り返して耳たぶ全体を軽く揉み解すことで、血行が良くなって頭もスッキリとした感覚になります。

 ポイントは、耳たぶ全体を指の面でつまむことです。そうすることで、ツボの位置を明確に覚えておく必要はなく、より多くのツボをまんべんなく刺激することができます。

※ ※ ※

 眠気は脳が体に休憩を命令しているサインとなります。どんなに強制的に眠気を覚ましたとしても、運転に影響が出てしまうことも考えられます。

 今回、紹介した方法はあくまで「応急処置」であるため、長距離ドライブや旅行する際は、運転時間のほかに「仮眠時間」を計画の段階に組み込むことが、もっとも効果的な対策法といえるのかもしれません。

【画像】眠い… そんなときはどうする?

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