4/1から開始! 東京など「自転車保険」が義務化へ 過去に1億円近い損害賠償事例も
自転車保険とはどのようなサービス内容?
自転車保険とはどのようなサービス内容となっているのでしょうか。au損害保険株式会社が展開する自転車向け保険「Bycle」を例として紹介します。
補償対象となるのは、主に「加害事故を起こした場合」「自身がケガを負った場合」「事故の被害にあった場合」です。
加害事故を起こして損害賠償責任を負った場合、「個人賠償責任補償」の全てのコースで2億円以上、最大で3億円が補償されます。加えて、契約状況により異なりますが、示談交渉の代行サービスも付いています。
次に、自身がケガを負った場合、自転車事故を含む交通事故であれば怪我による入院費などが補償されるほか、自転車搭乗中などの傷害は「2倍支払特約」がされます。
これは、「自転車に乗っている間の事故」または「自転車に乗っていないときに運行中の自転車と衝突・接触した事故」によりケガを負った場合、死亡保険金、後遺障害保険金、入院一時金、入院保険金、手術保険金および通院保険金が、2倍支払われるという特約です。
また、事故の被害にあった場合は、法律相談費用や弁護士費用などを補償。例えば、もらい事故時の交渉や、相手側が保険に入っておらず補償されない場合の訴訟相談など、自身に責任がなく保険会社が示談代行できない場合に適用されるサービスです。
保険料は、サービス対象や補償額が異なる3つのコースによって異なるほか、本人のみだけでなく家族や親族まで対象とすることも可能となっています。
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