新型コロナで客激減? 自動車販売店に訊く! 現状と対策とは
個人事業主の中古車販売店の現状は?
カーディーラーとして、中古車を主に扱う個人の販売店では、新型コロナウイルスによってどのような影響を受けていのでしょうか。
千葉県内で、中古車の売買・修理・車検をおこなうA氏は、次のように話します。
「新型コロナウイルスが騒がれる前より、少しばかり忙しくなった気がします。その要因としては、外出を避ける状況ということもあり、クルマを使わないので、その間に修理を依頼するというお客さまが増えているからではないでしょうか。
当店以外でも知人の修理工場でも細かな部品交換や修理の依頼が多くなっていると聞いています。また、お客さまのなかには、4月の車検前に次のクルマを購入する予定でしたが、新型コロナウイルスの経済に対する影響もあって、修理して乗り続けることにした人もいます」
また、岡山県で買取査定や売買をおこなうB氏は、査定依頼が増えたといいます。
「うちの店は、主に買取査定や売買をメインにやっています。例年、1月から3月は中古車市場が活溌になる時期です。そのため、買取査定の依頼も多くなります。
そのなかで最近依頼があったのでは、新型コロナウイルスの影響で今後クルマを維持できるか不安なため、一度査定をして欲しいというものでした。
ニュースなどでも個人事業主の倒産が多くなるといわれており、今後こうしたクルマの処分に関する依頼が増えるのかもしれません」
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新型コロナウイルスの影響はさまざまな場所に波及しており、自動車メーカーのカーディーラー、個人の中古車販売店以外にも、新型モデルの発表にも影響が及んでいます。
2020年3月にはスイスで「ジュネーブモーターショー2020」が開催4日前に中止となり、各メーカーはバーチャル発表への切り替えや発表自体を取り辞めるなど対応に追われました。
今後もさまざまな分野で影響が予想される新型コロナウイルスですが、1日も早くいつもの日常に戻ることを祈るばかりです。
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