日本販売は? 三菱 新型「エクスパンダークロス」販売拡大へ ミニバン×SUVのコラボモデル

日本にも欲しい! 「エクスパンダークロス」ってどんなクルマ?

 エクスパンダークロスは、フロントのデザインに三菱車の共通デザインコンセプトである「ダイナミックシールド」の最新版を採用。SUVらしい堅牢さを際立たせるため、バンパー下部には専用スキッドプレートを装着しました。

三菱新型「エクスパンダークロス」
三菱新型「エクスパンダークロス」

 リアウインドウの下にはグロスブラックのテールゲートフィニッシャーを配置し、バンパー下部にはフロントデザインと同調する大型スキッドプレートを組み合わせ、SUVらしいタフなイメージとしています。

 ボディ側面にはブラックのホイールアーチモールディングを追加し、全幅は50mm広くなりました。この前後モールディングを繋ぐようなデザインで、ブラックのドアガーニッシュも取り入れられています。

 足元には、大径17インチタイヤと新デザインのアルミホイールを採用。さらに、ルーフキャリアの装着を容易にするシルバーのルーフレールを追加しました。

 灯火類においては、視認性の確保を考慮して、LEDヘッドライトやポジショニングランプの位置を変更しています。また、バンパーに組み込まれた大型のLEDフォグランプは、跳ね石や浸水からのダメージを極力受けないように配置しています。

 ボティカラーは、新色として「グラファイトグレーメタリック」と、エクスパンダークロス専用色の「サンライズオレンジメタリック」のふたつを追加しました。なお、内装色はブラックとブラウンを組み合わせたコンビネーションカラーとし、ブラウン基調のダッシュパネルにはシルバーメッシュ柄の加飾をあしらっています。

 メカニカル面においては、ベースモデルのエクスパンダーに比べ車高を20mm高く設定し、最低地上高はクラストップとなる225mmを確保しました。これにより、荒れた道路での走破性向上のみならず、ドライバーの視認性も向上しています。

 パワーユニットは、エクスパンダーと同様の1.5リッターガソリンエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは4速ATと5速MTの2種類です。

 その一方、メカニズム面での進化だけではなく、ミニバンに欠かせない使い勝手の良さも追求されており、2列目(6:4分割)および3列目(5:5分割)のシートバックは、簡単な操作で折りたためるようになっています。

 同クラスで唯一、2列目中央のシートバックを倒すとアームレストとして使用できるだけでなく、2列目両サイドに乗車スペースを確保すると同時に長尺物の積載を可能にしています。

 また、3列目を使用する7人乗りの状態でも、5ガロン(19リッター)のボトル4本かまたは、標準的なベビーカーを入れるのに十分な荷物スペースを確保しています。USB端子が各列に配置されているのも、ファミリーユースにおいて便利なポイントです。

 そのほか、新型エクスパンダークロスはチルト・テレスコピック調整機能付きのステアリングホイールや、クルーズコントロールなど、各種快適装備を備えます。

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