なぜ国内モデルよりカッコよく見える!? 北米仕様の日本車5選

かつてレガシィのトラックがあった!?

●サイオン「xB」

国内仕様よりもアグレッシブなデザインの「xB」
国内仕様よりもアグレッシブなデザインの「xB」

 サイオンは、かつてトヨタが北米で展開していたブランドで、取り扱う車種は、主に若い世代に向けたモデルをラインナップ。たとえば「86」はサイオン「FR-S」として販売されました。

 このサイオンブランドではコンパクトカーの「bB」が販売され、車名は「xB」となって、初代は2004年に発売されています。

 初代xBはbBとグリル以外はほぼ同じ外観で、内装はフロントシートがセパレートでフロアシフトとなるなど、大きく異なっていました。

 そして、xBは2007年に2代目にモデルチェンジしますが、今度は日本の「カローラルミオン」と兄弟車になります。

 ベースのカローラルミオンに対しフロントフェイスが大きく変更されリアバンパーも大型になり、エンジンも日本仕様は1.8リッターと1.5リッターでしたが、xBには2.4リッターエンジンが搭載されました

 サイオンではほかにも「イスト」や「iQ」も販売されて、2016年にトヨタブランドに統合されるかたちで、廃止となりました。

●スバル「バハ」

アメリカならではの発想で開発された「バハ」
アメリカならではの発想で開発された「バハ」

 スバル「レガシィ」は1989年に発売され、高性能で道を選ばないオールマイティに使える「ツーリングワゴン」が、とくに人気となり、ステーションワゴン人気をけん引しました。

 2代目レガシィには、派生車としてツーリングワゴンをベースに、車高をアップしてSUVテイストを盛り込んだ「レガシィ グランドワゴン(後に『ランカスター』へ改名)」が登場。

 レガシィ ランカスターは北米では「アウトバック」の名で販売され、2003年にはアウトバックの派生車として、後部の荷室部分を取り払ってピックアップトラック仕様にした「BAJA(バハ)」が発売されます。

 バハは5名乗車が可能な、いわゆるダブルキャブのピックアップトラックで、スタイリッシュなボディとパワフルなエンジンを搭載して、マリンスポーツやアウトドアスポーツの愛好家から、高い人気を誇りました。

 しかし、バハは定番のモデルにはならず、2006年までのわずか3年間で生産を終了し、その後のアウトバックに設定されることはありませんでした。

※ ※ ※

 以前、日本では海外仕様のパーツを取り寄せて改造するカスタマイズが、クルマ好きの間で流行したことがあります。

 そうしたパーツを専門に扱う店舗があり、いまでも販売されています。

 とくにダットサンブランドで販売されていたフェアレディZに、「DATSUN」のエンブレムやステッカーを貼るのが手軽なカスタマイズでした。

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